2024年5月5日日曜日

花だより 元気よすぎた鯉のぼり シャクナゲ

 

 GW 元気よすぎた鯉のぼり 
 グラウンドで遊んでいた子が、「校長先生、鯉が逃げた!」と知らせに来てくれました。あわててワイヤーをゆるめましたが、時すでに遅く、続いて2匹、大空に飛んでいきました。
 「鯉のぼりは、“鯉が滝をのぼるように、元気な子どもになって欲しい。”からあげるんだよ。飛んで行くくらい、元気がいい。ということでいいんじゃない。」
 「子どもの数が43年連続で減少 少子化に歯止めがかからない現状」(5月5日の読売新聞の一面から) デジタル技術の進展で社会は大きく変化している。そんな時代を生き抜いていかなければならない子どもたちである。夢と希望のある未来のために、子どもたちには大きな夢を持ってもらいたい。
 夢を持つと人は強くなる
 《こどもの日》 ~子どもの夢や希望に耳を傾け励ます~
 お誕生会で園児に「大きくなったら何になりたいですか?」と質問すると、多いのが男子は、消防士、女子は、ケーキ屋さんです。
 今の子どもは冷めている。将来の夢や希望を持たず、難しい目標はチャレンジする前にあきらめてしまう。「将来の夢は、公務員になって、退職したら年金でのんびり暮らす。」と応えた子がいましたが、今の子どもたちが年金をもらう頃、年金制度がどうなっているかわかりません。しかし、子どもは子どもなりに夢や希望を持っています。どんなに小さく、どんなに変に思えるものでも、その夢や希望に耳を傾けることです。
 大谷翔平選手の活躍で、野球選手になりたいという子が増えました。自分の経験や長い間にわたって苦労して夢を実現した人々の生き方などを折に触れて話してやることが大事です。そして、人生の目標は汗を流し、失敗を重ねながら達成していくものだと、励まし、あたたかく見守ることです。「オリンピック選手になるんだ!」「アイドル歌手になりたい」と言っても「そんな夢みたいな話するんじゃない!」と言わないことです。「月に行きたい」という夢を持ったから、現在の宇宙開発があります。どうせ持つなら、大きな夢を!  
       

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