2024年5月7日火曜日

花だより 今年も全国学力状況調査が行われたが クリンソウ

 


 
今年も全国学力状況調査が行われたが、結果はどうか?
 自己採点をした校長は、「今年は昨年より少しいいかな、その学年によって学力差がある。」と言った。
 道教育の『2014年度までに道全体で全国平均以上』は高い目標だった。未だに達成されていない。全国学力テストは07年度、43年ぶりに復活して以来、北海道はほとんどの教科で40番台と下位に低迷している。「笛吹けど踊らず」状態が依然と続いている。
 同様に40番台だった秋田県は近年、全国トップレベルを維持している。10年以上にわたって県独自の学力調査を実施して授業改善に取り組み、生活習慣の指導も行き渡っている点が特徴だ。秋田県が伸びた原因は「早寝、早起き、朝ごはん」の徹底だった。基本的な生活習慣が身に付けば、自ずと学力は上がるということだ。
 全国どの地域でも一定水準の教育が受けられるという義務教育の趣旨を踏まえ、道教委として「全国平均以上」を目標とするのを責務とするのは当然のことだ。家庭学習の時間や、朝食を食べる子どもの割合などを全国や秋田県と細かく比較・分析した報告書をまとめ、改善を求めている。ほかにも、教員研修の充実や家庭学習の推進など様々な対策を打ち出しているがなかなか成果は表れていない。現場の意識が足りないのか? 先生が本気にならなければ、保護者の関心は高まらない。 

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