2024年11月1日金曜日

花だより ネットニュースでの不適切な保育報道 ダンギク

 


 朝はお父さんが新聞を広げながら朝ごはん、そんなサザエさん一家のような家庭が少なくなり、新聞離れが年々広がっています。その代り、ネットニュースやYouTubeが横行しています。信頼度からいえば、大手の新聞だと思いますが、今は、手軽で便利なスマホでニュースチェックするのが主流になりつつあります。
  過日、Yahoo!ニュースに、「子どもを投げてつぶしたい」保護者が暴いた‘保育虐待’(大阪)動画入りで載っていました。幼児施設での不適切な保育の記事が連日載るようになりました。
 マスコミは、こうしたことを報道するのは注意喚起だと言います。顧みることで、自分自身の身を改めて正すことは大事です。ところが、こうした報道により、「うちの園でもあるのでは?」と思う保護者がいて、対応に苦慮している。と話す園長先生がいます。また、園長や担任とのやり取りを録音する保護者もいるということです。
 こうした事件の背景には、保育者は、過酷な労働環境におかれていて、心にゆとりがないからだ。という指摘もあります。しかし、保護者との信頼関係が崩れると園運営は成り立ちません。どれだけAIが普及しても学校や幼児施設の先生という職業はなくならない。と言われています。ロボットではできない職業です。それだけ先生(保育者)には高い倫理観や徳性、人間性が求められていることを認識しなければなりません。

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