「疲れた、疲れた。」というのは年寄りの口癖と思っていたら、最近は子どもたちも使うようになりました。
今どきの子どもたちは、小さい頃から時間に追われ、遊ぶ時間も削られています。遊ぶゆとりのない子どもの中には、「疲れやすい」「何でもないのにイライラする」といったストレスを訴える子がかなりいます。
子どもは、ゆとりのある自由な時間を与えられることで、初めて心から遊びを楽しんだり創意工夫したりでき、個性や創造性を伸ばせるのです。子どもは大人と違って、いくら遊んでも疲れません。他のことで疲れたら、思いっきり遊ばせることです。大人は、疲れたらいろいろな解消方法(飲酒・ギャンブル・カラオケなど)がありますが、子どもは、体を動かして遊ぶことです。こういうと、「勉強より遊び」と短絡的に考えがちですが、勉強する時間があって、そこから、ゆとりの時間を見つけて遊びを創造することが大切です。
インフルエンザでの学級閉鎖をしていた学級に行って、「休み中、何をやっていたの?」と聞くと「宿題がいっぱい出ていたから、ちゃんと勉強もしたよ。」と答えた子と「おれは、ずっとプレステやってた。こんなにやったのはじめてなくらいやったさ。疲れたよ~!!」と自慢する子もいました。
~子どもの生活に時間とゆとりを与えることが大切です~
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