インクルーシブ教育が日本で進まないのは何故か?
子どもの数は減っていても特別支援学級は増えています。まだ、人々の意識に「健常者と障害者は離して教育するもの」という思い込みがあって、日本ではインクルーシブ教育がなかなか進んでいません。
〇障害に対応する設備やサポートする人材が不十分である
〇一緒に学ぶのであれば同じ結果を求められてしまう風潮がある
〇教育現場でのリソース(人材・財源)不足
〇教員の負担増加と対応力の限界
〇健常児と障害を持つ児童の間のギャップ
〇教育システム全体の適応の難しさ
インクルーシブ教育は、障がいの有無やルーツなどに関わらず、合理的配慮のもと、同じ環境で学ぶことを目指しています。多様な子どもたちが共存できる環境を整備するためには、生徒や教員だけでなく、保護者の理解を得ることも重要です。
国連では、すべての子どもがインクルーシブ教育を受けることを求めています。日本では、環境整備や教職員の専門性向上が進められていますが、その対策はまだまだ十分とはいえません。
「人々の意識の中に健常者と障害者は離して教育するものという思い込みがあること」「障害に対応する設備やサポートする人材が不十分であること」「一緒に学ぶのであれば同じ結果を求められてしまう風潮があること」などが壁となっています。
こども園は、正にインクルーシブ教育です。それが小学校入学により、通常学級、通級学級、支援学級(知的・情緒など)に色分けされます。理由は、小学校からは、勉強だからといいます。
これは、一緒に学ぶのであれば同じ結果を求めることです。障がいの有無だけでなく、圧倒的に多いグレーゾーンの子は、どうしたらよいのでしょうか?
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