ある首長さんの話
少子高齢化社会を迎え、地方の人口減少に歯止めがききません。税収も減っていますが、子育て関連の無償化を進めています。住民は行政サービスは当たり前と思っていますが、考えどころです。
これからのマチづくり~大きな事業は別として、どこの道路を修繕したらよいか、除雪の順番はどうしたらよいかなどは、これまで行政が全て決めていましたが、これからは住民が決めて、我慢するところは我慢しなければなりません。(例:①公園の新設 ②市道の補修 ③街灯の設置など)自治体の予算は限られているので、全部やるのは無理です。
阪神淡路大震災 同じ震災を受けた地域で死者がたくさん出た地域とそうでない地域がありました。前者は、マンションが建ち並び、大型スーパーがあるいわゆる近代的な地域で、後者は、古くからの商店街を中心とした古い町並みの地域です。この違いは、普段からの近所付き合いにありました。地域住民の結びつきが強い地域では、地域住民が助け合って救助活動をした結果、一人の死者も出さなかったのです。逆に隣の住人と挨拶も交わさない、顔も知らない。という地域は、災害時に弱いだけでなく、犯罪多発地帯でもあり、青少年の非行率も高いという結果が出ています。
おそらく能登の今回の災害でも同じことが起きていたのではないでしょうか。
マチづくりは、机上の理論だけではできないものです。これからは住民の意識が重要になってきます。
2024年11月18日月曜日
花だより これからのマチづくり ミセバヤ もみじ
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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