2024年11月5日火曜日

花だより 児童の発育・発達を阻害している現状(1) サクラダテ 秋刀魚

 


 「児童の発育・発達を阻害している現状(1)」
 もう10年近く前に出た調査報告ですが、こども園の子どもたちや保護者の様子を見ているとさらに危機的な状況が進んでいると感じています。 
1 よく遊び、よく食べ、よく寝る子どもは、健康的で好奇心が強く生活力がよく育つ。
2 親は、辛いことを取り除いて与えるが、子どもは経験しながら学ぶことを忘れてはならない。
3 子育てが成功か、失敗かは、40歳まで分からない。
4 文化文明は、人間を豊かにするが、有り余って与えられた豊かさや便利さは、子どもの心や身体の発達を歪めてしまう。
5 近頃の子どもには心身症が増え、胃潰瘍が多く見られる。その原因は、精神的なゆとりが生活の中にないこと。思いっきり遊ぶことがない。(子どものストレス解消法は遊ぶこと)
6 現在の子どもは、男女ともに早熟であるが、身体と精神のアンバランスに悩んでいる。
7 PTAの本質は何か?
 ①子どもの成長を願って、それぞれの親と教師とが話し合う場である。
 ②子どもを中心に据えて、学校との役割分担、責任を考える場である。
 ③親と教師が、子どものために協力する活動体である。
 ④子どもと親と教師が、触れ合いを深める場である。
8 父親と母親がそろって厳しく叱ったら子どもの行く場所はない・
9 子どもにとって困ることは、父親と母親の教育方針が一致しないこと(いうことが違う
 (無関心と過干渉、厳しさと溺愛、過保護と甘やかし)
10 子どもの要求に何でも応えることは、真の愛情ではない。
11 子ども部屋の功罪を考える。そこは秘密基地になっていないか?
12 家庭(親)が、子どものために反省すべきことは、放任主義と無関心、過保護と甘やかし。自分の子どもだけはという親のエゴ。とにかく泣く子には、すぐに何でも買い与えることはよくない。 (続く)
 *「ある、ある」と思いませんか? 今一度、家庭での躾を考えてみてください!

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