2024年12月10日火曜日

花だより 年賀状終い 冬みかん ヤドリキ

 



 年賀状しまい 
 近頃は、年賀状の是非論もあり、単なる儀礼と考えてやめる人やラインなどSNSに切り替える人も多く、年賀はがきの売り上げ枚数は年々減少しています。
 11月頃から、喪中はがきに年賀状終いを知らせる内容が多く来るようになりました。郵便料金の値上げと、これもコロナ過の影響でしょうか。
 江戸時代の商人たちが真っ先に年賀状を送った先は、取引で思わしくなかった人やトラブルのあった人など、気まずい思いをした人たちだったそうです。なかなか出来ないことを、たじろがずに出す勇気、不穏な状態になったときの決断力、人情味のある江戸商人たちのこうした真の優しさこそ、粋で素敵なしぐさだと考えたようです。
 最近は、家族の写真入りの年賀状をパソコンで作るのが多くなり、手書きする人はめっきり少なくなりました。印刷屋さんは嘆いています。
 普段疎遠にしている人だからこそ、一言添えて、互いの安否を気遣い、新年の言祝ぎとその喜びを交わしたいものです。わが家も年賀じまいを検討しましたが、今年も出すことにしました。最盛期の4分の1です。まだ、あて名は手書きにこだわっています。来年はさらに減りそうです。
 「年賀状はお早めに」JPからのお願いです。

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