年をとるのは、許せることが増えること
年をとるということは、多くの経験することです。経験の中には当然、たくさんの失敗も含まれます。冷静な判断を欠けば、仕事はもちろん結婚や投資でも失敗しますし、年と共に経験を重ねていくと次第に「こういう時は、こんな失敗をするものだ。」とわかってきます。ですから、過去に自分が失敗したときと同じような失敗をしてしまった人がいたら、「そういうものだよ」と許せるはずです。ところが、非難したり、突き放したりする人がいます。これまで経験してきたことは、自分の失敗だけではありません。他人の失敗もたくさん見聞きして学んできたはずです。失敗した人に共感し、リカバリーの仕方を教えてあげるのが大人です。「どうしてそんなことをしたのだ!」などと怒る人は、人生から共感ややさしさを学んでいないことになります。
失敗して学べる最大の財産は、「人の失敗を許せること」だと思います。その貴重な財産を得るためにも、失敗を恐れず年を重ねていくことです。
「和尚さんのことば」から 無駄な年を重ねてきたと反省するばかりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿