不幸を「自業自得」として受け入れるには、相当の覚悟が必要です。そのため自分の不幸を人のせいにする人がいます。
「私が悪いのではありません、あの人が悪いのです」と誰かを指さして言うでしょう。不幸の原因を他人に押し付けて、自分の非は決して認めません。しかし、全面的に相手が悪いなんてことは、まずありません。自分の心に「欲」や「世間知らず」といった落ち度があるかもしれません。そこには「煩悩の三毒」と呼ばれる「むさぼり」・「いかり」・「おろか」が関わっており、他人のせいにしよう人差し指を誰かに向けたとき、自分の方を向いている中指・薬指・小指がこの三毒のありかを示しています。自分の方を向いているこの3本の指があなたの反省材料を示しているのです。
「責任転嫁するより反省を」 ~和尚さんの言葉より~
0 件のコメント:
コメントを投稿