2025年5月31日土曜日

花だより いっぽんどっこの唄 サツキツツジ 藤

 



ぼろは着てても 心の錦 どんな花よりきれいだぜ 
若いときゃ 二度ない どんとやれ
男なら 人のやらないことをやれ
何はなくとも 根性だけは 俺の自慢の一つだぜ 
春が来りゃ 夢の木に 花が咲く
男なら 行くぜ この道 どこまでも

 昭和・平成・令和のヒット曲の番組があって、久しぶりに昭和の名曲を聞いた。
若い人は知らないだろうが、水前寺清子さんが歌って大ヒットした歌謡曲「いっぽんどっこの唄」は、亡くなった作詞家:星野哲郎氏の代表作である。歌謡曲は、その時代を反映しているという。この歌は人生の応援歌である。
 「今の時代に合ってない」と言われそうだが、そうだろうか? 
昭和レトロなアイテムや体験に、懐かしさや「エモさ」を感じて共感する若者が多いそうだ。 
昭和100年を機に、昭和の時代の文化や歴史について改めて考える機会になった。「エモい」昭和の文化は、終戦から生まれたということを日本人は忘れてはならない。
 「いっぽんどっこの唄」も終戦から立ち上がった日本人の心意気の歌だろう。

2025年5月30日金曜日

花だより ~授業が成立するための条件~ セッコク 牛の放牧

 


教育改革が進んでも、変わらないもの、変えてはならないものがある。 
 学力向上には、当たり前のことが当たり前にできること、指導が一貫していること
 ~授業が成立するための条件~
1 遊び時間と、授業時間のけじめをつけること
2 指示されたこと、決まっている学習用具を忘れないこと
3 必要な学習用具が正しい置き方で机の上に用意されていること
4 教師の話や友だちの発言を終わりまでよく聞くこと
5 指名による発言と自由発言とを区別すること
6 発言は大きな声で、みんなに聞こえるように話すこと
7 友だちのまちがった発言や失敗を笑わないこと
8 自分勝手な行動を押さえること
9 すべて終わりまでやり通すこと
10 順番を守って行動すること
11 姿勢をくずさないようにすること
 新卒の時に先輩教師から言われたことです。
 

2025年5月29日木曜日

花だより 様変わりした運動会 キンギョソウ エビネ

 


 
 北海道は今が運動会シーズンです。子どもたちが一生懸命走っている姿は、見ている者を夢中にさせるのが運動会での徒競走です。
 ところが今の運動会は、昔のように1等賞、2等賞というような賞をもらうことをしない学校があります。ゴールには親がビデオカメラや携帯電話のカメラをかまえて待っているので、わが子が何番だったかは、カメラの中に残されているだけというのが多いのです。あらかじめ子どもたちのタイムを記録しておいて、同じようなタイムの子どもを並べて走らせる学校もあります。そして、みんなに「健闘賞」を配るのです。
 なぜこうなったかというと「1等賞がとれなかった子どもやビリになった子どもがかわいそう」という親の真理が働いているのでしょう。
 子どもが「かわいそう」なことはできるだけさせたくないという気持ちは大切です。しかし、それと同じくらい「かわいそう」な状況になったときにどう耐えられるかを子どもが学ぶことも大切です。これでは、どんどん子どもを過保護にしてしまいます。子どもを「保護」することと「過保護」にすることは、天と地ほどの大きな差があります。
 今は、運動会は午前中で終わって、お弁当なしになりました。これは、先生方や保護者の負担を減らすためです。学校行事の中で運動会は、地域を巻き込んだ最大のイベントでしたが、すっかり様変わりしました。
 
田植えが始まりました。(訓子府)

2025年5月28日水曜日

花だより 1日5000歩 シロツメクサ アマリリス

 


 若松小学校の遠足は、距離が長く高学年は25㎞も歩きます。出発は朝6時、さすがに帰りはバスです。そのため1か月前から練習をして本番にのぞみます。
 25㎞も歩くと体力はあっても歩き方の悪い子は、10㎞を過ぎたあたりから足や腰の痛みを訴える子がいます。靴底の見ると偏減りしていて歩き方に問題があることがわかります。
 ~ウォーキングのすすめ~
 ただ散歩のように歩くのでなく、歩く姿勢やスピードなどを意識して歩く。真剣に美しく歩くためにはかなりの体力を要します。また、子どもからお年寄りまで全身運動として一番無理がなく、スポーツ経験のない人でも始められる運動です。そして、1人でできるし、時間も好きなときにできる気軽さがあります。しかし「正しい歩き方」を身につけないと逆に膝や腰を痛めることになります。
 正しい足の運びは、①かかと→②足の外側→③小指の付け根→④親指の付け根→⑤親指と体重移動するのがふつうです。多くの人は、親指まで体重移動せずに小指から踏み出すので、疲れやすく、足や腰に負担がかかります。また、ウォーキングのような有酸素運動は心肺機能を鍛え持久力をアップさせます。酸素摂取量の大きな人は、疲れにくく疲労回復が早いそうです。
 人に勧める前にまず自分です。今はスマホで歩数が計測されます。今のところ一日平均5000歩程度です。これではまだまだです。昨日は、遠足で5歳児さんと一緒に歩いて1万歩を超えました。



2025年5月27日火曜日

花だより 集団規律・集団行動を軽視してはいけない シャクヤク ライラック(白)

 



 集団で生活するには、勝手気ままな行動は慎まなければなりません。規則やルールを守ることが大切です。その点で日本人は優れているといわれています。
 学校生活でも集団規律、集団行動は欠かせません。何故5月に遠足、6月に運動会があるかといえば、新しい学年がスタートしたこの時期に、集団規律や集団行動をしっかり身につけておく必要があるからです。
 個性とか自由が大事といっても、それは集団の活動や日常生活の中で発揮されなければ意味がありません。集団規律や集団行動を無視したならば、単なる自己中心的なわがままで迷惑な行為になり、学校(集団での学習)は成立しません。集団規律・集団行動を身につけるには、体育の授業や遠足、運動会、修学旅行など体験を通して覚えさせることが大切です。
 弱い動物ほど群れて暮らしています。人間にも「集団本能」とか「集団欲」が組み込まれています。したがって人間社会で一人一人の安全を守っていくためには、集団規律は欠かすことのできないものです。遠足などで集団から一人遅れて歩いていたら、他人に迷惑をかけるだけでなく、事故につながることになります。
 最近の学校教育では、集団規律を軽視しがちです。被災地で自衛隊や消防、警察官や消防団員が活躍しているのは、普段からの訓練によるものです。学校の防災教育も見直しが検討されています。災害から身を守る知識だけではなく、災害を生き抜く力を子どもたちに身につけさせなければなりません。

2025年5月26日月曜日

花だより 「子ども食堂」が繁盛している理由 エゾエンゴサク

 


            パークゴルフ始まる
 ・親の笑顔が子どもの笑顔をつくる・  文科省作成 北海道版「家庭教育手帳より」
 子育てで大事なのは、親の心の安定です。親のイライラは、子どもにも伝わっていくものです。大事な子育てだからこそ、自分を大事に、心を健康に保つことが大切です。夫婦で助け合ったり、子育てサポートや子育てネットワークといった育児を仲間や仕組みを活用したりして、リフレッシュする時間をつくることです。親が幸せで笑顔でいる家庭こそ、子どもも幸せを感じられます。
《イライラを感じる》仕事をしている母親=18% 専業主婦=32% 意外な結果です。 
 子どもたちのいちばんの願いは? 「あなたの家庭に望むものがあるか」と子どもたちに聞いところ、どの年代の子どもでも一番多かった答えは「家族のみんなが楽しく過ごす」でした。当たり前のことを子どもたちが願わざるを得ない現実を、親として真剣に受け止めたいものです。必要なモノさえ与えてさえいれば子どもは育つ、と思えた時代もありましたが、今は家族が意識的に協力し合わなければなかなか得られません。子どもにとって心安らぐ居場所になっているかが大事です。ところが、巷では「子ども食堂」が全国で急増しています。家庭や学校で居場所がない子が「子ども食堂」に集まっているのです。みんなで楽しく食事をする。異年齢の仲間や地域の人たちとのコミュニケーションが居心地をよくしているのです。
「一番大切なものは?」(1958年から2013年までの日本人の国民性調査より)
   ◎「生命・健康・自分」 20%前後で変わらない。
   ◎「愛情・精神」 18%前後で横ばい
   ◎「お金・財産」 15%から5%へ減少
 ◎「家 族」   12%から45%へ上昇 

            北見市の歩道の花壇に咲いていました。

2025年5月25日日曜日

花だより 教職単位削減を検討 カスミソウ すずらん

 



  教職単位削減を検討 文科省 志願者増へ負担軽減
 公立学校教員の採用倍率は昨年度、小中学校すべてで過去最低となり、教員の「なりて不足」に歯止めがかかっていない。教員不足が深刻化する中、教員免許の取得に必要な学習内容を精選して負担を軽減し、志願者を増やす狙いだ。2027年中の教育職員免許法改正を目指す。
 単位数を削減した分は、オンラインを活用した自習などにより、教員としての必要な資質を担保する。学び方に裁量を持たせ、学生が主体的に学ぶ時間を増やす考えだ。
 教員免許の取得には、教職課程で59単位以上が必要。教員養成系ではない一般の大学や学部の学生でも取得できるが、専攻の授業に加えて教職科目を履修する必要があり、負担が重いとの指摘があった。単位数の削減で、多様な学生が教員を目指しやすい環境を整える。
                                                                                                                (5月24日 読売新聞)
 教育先進国の教員は、大学院卒が多い。質の高い教育には、専門性とさまざまな資質能力が求められる。教員特別4%を10%まで上げることも決まった。単位がとりやすくなって、これで教員の数は増えるかもしれないが、「教育は人なり」言い尽くされた言葉がある。教育の成否は、教員の資質や能力に左右される。まずは採用してから、育てるということか?

2025年5月24日土曜日

花だより 子どもの生活環境の崩壊がもたらす諸問題から逃げてはいけない ミカンの花 オオアマドコロ

 

  子どもの生活環境の崩壊がもたらす諸問題 高橋 英児(山梨大学准教授)
 学校は何ができるか
 生活環境の崩壊が子どもの生きづらさを生み、問題行動へと駆り立てている。これらの克服のためには、崩壊した生活環境を、安心して生きられるものへと構築し直す取組が必要になってくる。
 学校においては、崩壊した生活環境の中で生きているという生活現実から出発し、その生活現実と格闘している子どもたちと共闘していくことが何より求められる。
 例として、子どもたちの願いや希望・期待を引き出し、それらを自治的な活動(学校・学級を楽しくするための取組など)を通して実現させていくことである。
 この取組では、子どもと教師とが生活現実を問い、共有する中で、それぞれの苦悩が聞き取れる関係を生み出すことが肝要である。そして、この関係を支えにしながら、それぞれが自己の生き方に関わる願いや要求を自覚し、生活現実を共同でつくりかえる努力をしなければならない。
 このような取組は時間がかかり、すぐには問題の解決には結び付かないように見える。だが、こうした足下からの地道な取組こそが、子どもたちに「生きる力」を育み、生活環境の崩壊の諸問題に対する有効な対策となるのである。
 子どもと大人がともに安心して生きられる場を学級・学校から創造していくことが今重要なのではないだろうか。(以上 牧野要約)
 現場が抱えている生徒指導上の問題は深刻です。どの学校でも抱えている難しい問題ですが、個々の子どもや家庭の問題に対して、逃げてはいけないということです。
ゆうべつ チューリップ公園


2025年5月23日金曜日

花だより 家庭教育は、すべての教育の出発点 セキチク 

 


                             行きつけのパークゴルフ場

 子どもの自尊心の大部分は、自分の意見が親、家族、クラス、チームにとって重要な意味を持っているという感情に根ざしています。
「あなたはどう思う?」「君の考えは?」という質問は、大人が家庭や職場でごく普通に交わしている会話の一部ですが、親子の関係では軽視されがちです。
 子どもも自分の意見は持っていますが、親はめったに聞きません。さらに悪いことに意見を求めても途中でさえぎってしまうことがよくあります。あなたは子どもが物事についてどう考えているか、本当に知っているでしょうか?
 子どもの心を育むには、親が子どもの方を向いて「あなたはどう思う?いいたいことはある?」と尋ねる必要があります。子どもの意見を批判してはいけません。「ばかばかしい」ではなく「なるほど」「そうか、かんがえておこう」と言うことです。たいていの場合、子どもは自分の意見が取り入れられなくても、言ったことに喜びを感じるものです。
 子どもにとって、意見を言うことは考えをまとめるための方法であり、やがてそれはよりよい意見につながります。頭ごなしに否定するのはなく、「それをしたらどうなると思う?」「それでうまくいく?」と問い返すことで子どもの創造性を養われるのです。
 親の働きかけで子どもの性格が形成されます。幼いころ意見を求められなかった子どもは、思春期になると心を閉ざし、親と話すのを嫌がるようになります。高い自尊心を持っている子どもは、「自分の意見は価値がある」と思うことができます。そういう思いが、子どもの心の中で「自分は価値がある」という信念に変わります。
 家庭教育は、すべての教育の出発点
 子どもたちにとって「家庭」は安らぎのある楽しい居場所。社会へ巣立っていくために大切な場所。親の笑顔が子どもの笑顔をつくります。親子が共に学び、育ち合う「家庭教育」を地域全体で応援する。そんな「やさしい社会」が、子どもたちの「未来」を育んでいきます。  子どもが育つ!簡単で大切な50の方法 ジャン・ダーガッツ著より







2025年5月22日木曜日

花だより 理不尽な事件が多い オオバナノエンレイソウ

 

 無差別殺傷事件 社会に不満をぶつける理不尽さ
 自分の人生がうまくいかない、鬱憤を無関係な人たちを襲うことで晴らそうとしているように見える。絶対に許されない行為だ。
 事件の背景には「家庭」との関係が潜んでいるとみられる。親子の関係や家庭の経済状況などまで踏み込んで凶行に至る経緯を解明する必要がある。
 子どもの教育は従来、学校と家庭、地域社会が三位一体で担うものとされてきた。しかし、近年は地域の人間関係が薄れている。家庭も子どもの数が減り、それぞれ個室で自分の世界に没頭する生活スタイルが定着している。
 他者との触れ合いが少ない中で育った人は、視野が狭くなり、自分だけが不幸だ。自分は悪くない、悪いのは社会だ、と思い込みに囚われやすい。
 子どもとうまくコミュニケーションをとれないと悩む親も多い。地域や家庭に期待できないとなると公的機関に補完してもらう必要がある。また、幼少期からの情操教育が重要になってくる。(読売新聞 5月1日 社説より  牧野要約)
 園の3歳児は、まだ自己中心的な行動が多いが、5歳児ともなると集団生活に適応していく、集団の遊びの中で、生きる術を学んでいく。ますます幼児教育が重要になってくる。

2025年5月21日水曜日

花だより 教育の有様が難しい時代だからこそ 薔薇


 「間違った道は、行けば行くほど目的地から遠ざかる」と言われますが、教育の今後の方向性を誤らないために、これまで以上に議論を重ね家庭・地域・学校が一層信頼関係を築き、将来を担う子どもたちが夢と希望に満ちて生きぬく力を育成していかなければなりません。
 「教師の命は授業である」「教師の命は研修である」「授業は教師の芸術である」「教師の前に人間であれ」「教師は人なり」言い古された言葉ですが、教師には古くて新しい課題として肝に銘じて研鑚することが肝要です。
 アメリカの聖職者(牧師)であるウィリアム・アーサーの「凡庸な教師はただしゃべるだけ よい教師は説明する 優れた教師は範を示す 偉大な教師は子どもの心に火をつける」と訳された言葉を思い出します。また、水上 勉氏は、「人は木の花や葉、枝ぶりの美しさに心を奪われる。これはこれでいいが、木には見えない根があることを忘れてはいけない」と言っています。
 どんなに時代は変わっても、教育の有様が難しい時代だからこそ、教師としての人間性、社会性はもとより指導力、研修欲など、教師としての心の玉をたゆまず磨き続けなければなりません。(木目澤元網走教育長の教えから)
  
 5月19日(月)北海道国公立幼稚園・こども園協議会の経営研究会・総会に出席してきました。道教委の行政報告や北大の川田 学教授の講演などを聞く中で感じたのは、教育には普遍的なところもあるが、世の中が急速に変化して中で、教師も変わっていかなければならない。いくつになっても勉強です。自分はもうそんなに変われないけれど、先生方に伝えていかなければならない。

2025年5月20日火曜日

花だより Siiね.Siiね.Siiね ゼラニウム

 

 

  札幌のイトーヨーカドーが別名の店舗にかわっていました。
 屋上のハトのマークが「Siiね.Siiね.Siiね」(しいね、しいね、しいね)になっていたのです。何のことかと思ったら「おいしいね、うれしいね、たのしいね」なのです
 店内は人でごった返していました。お手頃価格の総菜やお弁当が山のように積まれていて、飛ぶように売れていました。確かに「おいしい、うれしい、たのしい」なのです。それにしてもよいネーミングだと感心しました。うちの園の「にこにこ、きらきら、わくわく」に匹敵します。
 それにしてもこのキャッチコピーを考えた人は「すごい!!」 人の心をつかむ言葉のインパクトが大事だと思いました。うちの園の「Siiね.Siiね.Siiね」は「やさしいね、うれしいね、たのしいね」かなと思います。

  


2025年5月18日日曜日

花だより 「飛」「馬」書き順分かる? レンギョウ タンポポ

 

 
 パソコンやスマホなら、ボタン一つで漢字変換ができるようになって、書き順などどうでもいい。そんな時代になってしまった?
 2年生の書写の授業で、黒板に「三」と「十」を書くと、教室がざわめいた。
「先生、書き順が違う!」 先生は、あえて書き順を変えて書いたのだ。
「書き順を守ると何がいいですか?」と問い返すと、子どもたちからは、「うまく書ける」「読む人にとってきれい」「気持ちがすっきりする」などの意見が次々と返ってきた。
 「文字の習得には書くことが大切。子どもたちが戸惑わずに取り組むためにも書き順を大切にしたい。」これが書写の授業のねらいだ。
 学習指導要領では、書き順は「文字を書き進める際の合理的な順序が習慣化したもの」現在の書き順は1958年に文部省が示した「筆順指導の手引き」が基になっている。当時は教育現場でも文字によっては複数の書き順があったため、指導しやすいように、今に通じる書き順を示して統一した。
 書き順を覚える利点はたくさんある。文字を整えやすく間違えにくい、書きやすく疲れにくい、覚えるのが容易になる。など またか書き順には「左から右」「貫く線は最後」など原則があり、それを理解し使えるようにするのが大切だ。「一文字ずつ厳密に丸暗記するのは、望ましい覚え方ではない。」 手引きの指針には「ほかを誤りとするものではない。過度にこだわるものではない。」とも書いてある。 (読売新聞 5月15日 関心アリ!より 牧野要約)
 手を挙げて、一、二、三…、空中に大きく漢字を書いて、この漢字は、〇画です。漢字の学習では、よく行われていましたが、今は、タブレット(端末)でやっているのでしょうか?



2025年5月17日土曜日

花だより 日本の子育ては、いま大ピンチ ベコニア  ユキヤナギ

 

「厳しすぎ」or「甘すぎ」 
 ~「子どものしかり方がわかる本から」~ 明治大学 諸 富 祥 彦 教授
 両極端なしつけは、どちらも虐待に一直線につながっています。
 日本のしつけは、もともと全体として厳しい傾向にあります。ある調査では、日本のしつけは体罰を用いる傾向が高く、子どもをたたく母親は9割を超えています。それが最近では、ますます極端になっています。
 しつけのつもりの体罰は、虐待につながってしまいます。だめだと思っていても、ついビンタしたり、「あんたなんか産まなきゃよかった。」という言葉を浴びせたり、子どもを蹴ったりしてしまう。最初は、しつけのつもりでやっていたのに、だんだんそれがエスカレートしてしまう傾向にあります。ここのような家庭がずいぶん増えました。
 逆に、子どもに甘すぎてほとんどしつけをしていない親も増えています。こちらの方は極端になると、ほったらかし育児から虐待のネグレクト《子どもに対するネグレクトは育児放棄(いくじほうき)、育児怠慢(いくじたいまん)、監護放棄(かんごほうき)》へとつながっていきます。両極端な子育てと虐待の増加して、日本の子育ては、いま大ピンチなのです。




2025年5月16日金曜日

花だより 言葉の力 カスミソウ シラン

 


 現代社会では、新しい言葉が社会にあふれています。しかし、実のところ日本の言葉は日々、減り続けているのではないでしょうか。言葉の役割は、二つあります。ひとつは、何か必要にせまられて発する言葉、もうひとつは、何かに感動したときなどに発する、自分の気持ちや思いを表現する場合の言葉です。
 多くの場合は前者で、メディアから流される膨大な広告情報は、その象徴的といってよいでしょう。テレビやSNSを見ても、新聞を開いても、目を引くロゴデザインやレイアウトで、そこで語られていることは、「ステキ」「安い」「簡単便利」という言葉ばかりです。スマホを開くと、そこに並んでいるのは、指示や連絡ばかりで「何々をしてください」「ご多用のところ恐縮ですが…」といった類の言葉のオンパレードです。
 その一方で、自分の気持ちを表す、心の中から出た言葉に出会うことは、滅多にありません。今はSNSやユー・チューブの世界がそうかもしれません。しかし、それらの言葉のほとんどが、自己満足的なつぶやきに過ぎないものだったり、互いの日常生活を写真付きで自慢し合う場になっています。
 字とはもともと人の心が万物に感動してつくり出されたもので、古今和歌集にある「大和うたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける」が伝えるように、和歌とは人との心を種として、さまざまな言葉の葉が繁ったものなのです。
 言葉の洪水に押し流されて「言葉」の精神を失うことは、おそらく、私たちの生きる力そのものを失うことになるに違いありません。(日本言の葉協会)

芝桜が見ごろを迎えました。


2025年5月15日木曜日

花だより 漢字を学ぶ基準は、手書きに近い書体 ヒナゲシ エゾエンゴサク 

 

漢字を学ぶ基準は、手書きに近い書体
 特にこども園では、お便りは明朝体を使わないで、幼児受けする(保護者受けする)ポップ体とか丸ゴシック体が多用されています。手書きの字も量販店のポップのような字を先生方は書きます。字を覚え始める幼児にどう影響するのか?ずっと気になっていたことに読売新聞(513日の記事)が答えてくれました。
 ~漢字学習で、気になっていたのが印刷物の書体だ。同じ字でも明朝体やゴシック体など、書体によって形は微妙に異なる。漢字を学ぶ際の基準はあるのか?
 学習指導要領の解説には、「学年別漢字配当表に示す字体を標準とすること」とある。配当表は各学年で習う漢字の一覧。文科省の担当課によると、2017年の学習指導要領改訂時に、デジタル書体を作成し、配当表に用いた。手書きに近いデザインの書体で、書写の教科書などは同様の書体が採用されている。一方、子どもたちは日々、様々な掲示物で多様な書体を目にする。子どもたちが混乱しないように、教室に貼る掲示物は、なるべく手書きに近いユニバーサルデザイン(デジタル書体)UDを使うようにしている学校がある。
 今は手書きすることは少なくなったが、字を覚えるのは、まだ子どもの頃の手書きだろう。ただ、お手本となる先生の字が怪しくなってきている。

タンポポ畑

2025年5月14日水曜日

花だより 「小1の壁」対策 朝の居場所 カザクルマ

 


 「小1の壁」対策 読売新聞 5月10日
 子ども家庭庁は9日、全国の市町村のうち、子どもが朝に過ごせる居場所を確保する施設を実施したり、検討したりしているのはわずか約3%だったとの調査結果を発表した。
 小学生になった子どもの朝夕の預け先が見つからず、保護者の仕事と子育ての両立が難しくなる。ところがそれを受け入れる居場所運営に従事する人材の確保が難しい。
 オランダやドイツでは、国が主導し、親の出勤を遅らせるなど、企業に労働時間を柔軟化させることで問題を解決している。居場所をつくりよりも政府主導で働き方を変えていくべき(日本女子大:大沢真知子名誉教授)
 土曜日も親の就労や緊急の場合に受け入れる土曜保育を行っています。保育料無償化に伴い利用者が増えています。ところが親が休みでも預けるのです。
 こども園は、集団生活でさまざまなことを学びますが、月曜から金曜日まで、8時から18時まで預けれられる子もいます。それは子どもにはストレスとなり、金曜日なると疲れているなあと感じます。「土日は家でゆっくり休みなさい」と園の先生は思っています。
 仕事と子育て、どっちを優先すべきか、それは子育てでしょう!と思います。ひとり親家庭や共働き家庭では、親が働きながら子育てをするため、ゆっくりと子どもと接する時間が少なくなっています。親の立場ではなくこども目線で考えるべきです。居場所をつくるよりも働き方を変えるべきです。
 春休みに給食調理室の点検・清掃のため、給食の提供を3日間休止しました。すると預ける家庭が激減しました。???


2025年5月13日火曜日

花だより 紙の教科書に戻す動き アヤメ カキツバタ

 

 

 紙の教科書に戻す動き

   紙の教科書にする動きは、デジタル教科書導入のデメリットや生徒への悪影響を懸念する声から生じています。デジタル化を進め過ぎた国では、学力低下や集中力の低下が問題視され、紙の教科書への回避が進んでいます。
「デジタル教科書」と検索をかけたら、AIが簡潔にわかりやすく解説してくれるようになりました。本棚の広いスペースをとっていた百科事典が姿を消しました。分厚い辞書ももう開くことがなくなりました。ところが、スマホで検索すると簡単便利ですが、頭には残らないといいます。どうも人間の脳は、ページをめくるひと手間掛けないと記憶しないらしいのです。「学問に王道なし」という言葉があります。何かを学ぶ上では、簡単な道や楽な方法ではなく、地道な努力と積み重ねが必要であることを意味しています。
 中国製の自動運転の車は、道端に落ちている段ボールの切れ端の前では止まるらしい。ところが人間が運転すると、段ボールの切れ端なら踏んでも大丈夫とそれまでの経験(データの積み上げが)から判断して通過します。まだまだ人間の方が優秀だと思いますが、それもあと何年かで追い抜かすといいます。「デジタルより紙」という単純な問題ではないようです。どんなときにどっちを使うとよいか、まだ人間が自分で考えることが必要だということです。
桜前線最終 訓子府レクレーション公園



2025年5月12日月曜日

花だより ≪母の日≫ 「お母さんの不思議な力」 カーネーション

 


 ≪母の日≫ 「お母さんの不思議な力」
 子どもの心の成長にとって不可欠なものです。子どもの心を癒し、成長を促す特別な影響力を持っています。
 それは母の愛と温かさ、そして、子ども理解と共感から生まれます。子どもが傷ついたり、落ち込んだりしたとき、お母さんの抱っこや言葉によって安心感を与え、心を癒すのです。お母さんの愛情は、子どもの自信や自己肯定感を育み、成長をサポートします。
 どこからそんな力が生まれるのでしょう? 
 それは元々持っている本能なのだと思います。それをさらに磨くことが大事です。「母の日」は、そんなお母さんに感謝する日です。
 カーネーションの花言葉は、全体として「無垢で深い愛」 赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」、白は「純潔な愛」です。
 

2025年5月11日日曜日

花だより 春と夏が同居する ヒナゲシ

 

 


 「5月は、春と夏が同居する」著名な詩人の言葉らしい。
 朝と昼間の温度差が大きく、体調を崩す人が多い。また「5月病」は病名ではないが、連休明けに気分の落ち込みや意欲の低下などが見られる状態を指します。環境の変化が大きなストレスになることが原因です。周りに上手くなじめない人は要注意です。年度末、年度初めから超多忙な毎日から、連休が明けてから、一息ついたときが要注意です。
 5月病から抜け出す方法は、これといってないようです。十分な休息、適度な運動、栄養バランスの取れた食事、趣味を楽しむ、ストレス発散が重要です。カラオケ、パチンコでしょうか?でも、それが逆にストレスになる可能性があります。
 「無用の用」 一見、何の役にも立たないように見えるモノが、かえって大切な役割を果たしています。車のブレーキのあそび、ハンドルのあそびがそれです。「あそび」がないと逆に危険なのです。ぼーっとするのもいいかもしれません。
 季節の変わり目は、体調を崩すことがありますが、オホーツクの5月は花の季節です。花を眺めて、季節の移り変わりを感じる心の余裕が必要です。
 






2025年5月10日土曜日

花だより 町教振・町教研の危機 アヤメ 桐の花

 


 〇○町教育振興協議会(町教振)、〇〇町教育研究協議会(町教研)と呼ぶ小中学校の先生の学びの場がどの町にもありました。自分が新卒の時くらいにできた組織です。母体は、教育委員会と校長会と教職員団体です。
 この設立には、いろいろ苦労があったと当時の校長から聞かされました。校長会からは、何故組合と一緒に研修をするんだ。組合員からは、管理職と一緒に研修なんかできるか、教育委員会は、なぜ教育委員会が金を出さなければならないんだ。当時は、組合教研隆盛の時で、主任制反対、日の丸・君が代反対など、喧々諤々な論争を繰り広げていたときでしたから、3者がまとまって何かをするような状況ではなかったのです。
「それでも研修は教員の命である。子どもたちのために関係者は力を合わせなければならない」と三者をまとめた教育長さんがいたと聞きました。どこの町も事務局は組合が担っていたので、組合の教文部長や書記長をしていたときに、校長会や教育委員会と運営会議に参加したことを思い出します。それが少子化により学校数が減少し、活動停止になった町がどんどん増えてきました。
 当町もご多分に漏れず、存続の危機を迎えました。組合が事務局を手放しなことで、教頭会が引き継ぐことになりました。研修の灯を消してはならない、熱い思いの教頭先生は、こども園や高校を巻き込んだ新しい組織作りに奔走し、過日新たな組織としてスタートする総会が開かれました。「牧野園長先生、開会式で昔話をしてくれませんか?」と頼まれて、年寄りだからできることだと思い「時代は変わったかもしれないが、教員にとって研修は命であり、全ては子どもたちのためにです。先人が苦労して立ち上げた組織を大切にして欲しい」と話しました。
訓子府の桜公園 満開 5月9日