2025年7月14日月曜日

花だより 教職は本当に「ブラック」なのか? グラジオラス アジサイ


 
 教員を目指す学生にとって教職が必ずしも魅力のある職業ではなくなってきています。「ブラック」という言葉は、強烈なインパクトをもっていて、学生たちはこの言葉に不安を抱いています。大変なことは、できれば避けたいと願っている学生の偽らざる心情です。
 しかし、学生たちにとっては、将来の職業選択を行うにあたり、働く時間の長さや児童生徒の問題行動の困難さ、保護者対応など、教職を選ぶということは、とてもリスキーなこととして受け止めているのです。いくら「教職」という仕事の魅力を語っても、彼らの悩みを払しょくすることができないでいます。
 待遇面でも心配です。給料ばかりではありません。それよりもきちんと休みが取れるのだろうか、人並みの生活ができるのだろうか、といった点に重きを置いています。これを納得のいくものにしてあげないと、教育現場が魅力の乏しい衰退産業となってしまいます。
 各学校の働き方改革は本当に進んでいるか?
コロナ下でオンラインでの授業や一人一台端末など効率化を進めてきたはずの学校ですが、アフターコロナとなり、ようやく正常に戻ったと思ったら、却ってやることが増えてしまってはないか。学校が改革風土にあるのか、そうでないのか、現場の先生方が生き生きと働く姿こそが、実は、これからの教員志望者を増やせるかどうかのカギを握っているのです。
   「日本教育」7月号 〝教員志望者を増やす〟 明海大学 山本聖志教授  (牧野要約)

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