かつて一般家庭の所得が低かった頃は、なかなか遠方へ家族旅行に行く機会も持てなかったため、見聞を広めてもらうことが修学旅行の大きな目的とされていました。しかし、現在では海外も含め遠方へ旅行に行く家庭が多くなってきたことや、コロナ禍を契機に修学旅行の存在意義を問う声もあり、修学旅行を廃止する学校もあります。しかし、友人たちと一緒に昼夜を過ごすことの意義、集団行動の経験などを通し、「多感な世代の人間形成に大切な役割を担う」などの理由から、学校関係者・生徒・保護者のいずれも今のところ修学旅行に肯定的な見方をしています。また、修学旅行という呼称をやめて「宿泊研修」などに言い換えた学校や観光地めぐりではなく、ある程度のコースを用意し、その中から生徒一人一人の希望に応じたコースを選ばせる学校が増えています。
「なぜ、校長先生が一緒についてくるの?」 中学、高校では、生徒の修学旅行先の不祥事から修学旅行を中止した学校もあります。ある中学校の校長先生が、「小学校の修学旅行は楽でいいよな!中学校の修学旅行は、帰ってくるまで神経使って大変なんだ!」とよく言います。
なぜ、校長が修学旅行に一緒に行くか? それは、不祥事が起きたときに謝る(責任をとる)ためです。ですから修学旅行中、校長の出番がないといい修学旅行なのです。
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