再考 デジタル教育 ネット教材 効果疑問
デジタル教材に熱心に取り組んだのにテストの点数が低かった。デジタル教材では、折れ線グラフを自在に動かせ、数値も簡単に変えられる。しかし、テストでは正しく答えられない。視覚的に分かったつもりでも、意味を理解できていないのだ。
紙の教科書には無数のQRコードが掲載されている。読み込むと動画や画像、グラフなどを見て、動かせる。しかし、増えるQRコードに対して、子どもや教師が適切に使えていない現状がある。
群馬大の柴田博仁教授(認知科学)が行った紙とデジタル端末の比較研究によると、「ページをめくって行き来する」「資料を見比べる」などの行動は、紙の方がデジタルより作業効率が高いという結果が出ている。紙はパソコンより25.5%速かった。
柴田教授は「小学校の特に低学年では積極的にデジタルを活用する必要はないと思う。ITスキルよりも、まず読み書きの力を育ててほしい。紙とデジタルのメリットとデメリットを慎重に検証していくべきだ」としている。 8月2日 読売新聞より 牧野要約

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