休校をめぐる「意外」と「やはり」 「内外教育」7月14日号より
早稲田大学大学院 政治学研究科教授 片山 善博
全国で多くの学校は休校になった。2月27日の安倍首相による全国一斉休校要請を受けてのことである。そのことで、とても気になっていたことがある。
それは各教育委員会がどんな議論をした上で休校を決めたのか、休校に伴って生じるさまざまな課題についてどんな検討を加えていたのか、ということである。
あれから4か月、休校を決めた時の会議録を多くの教育委員会のホームページを通じて見ることができるようになった。👀それらをいくつか読んでの感想は「意外」と「やはり」だった。
例外に近いと言っていいかもしれないが、休校を決めるに当たって、教育委員会議できちんと審議していたところがあったのは意外だった。そこでは、教育委員の一人が、学校を休みにすることが目的ではないので、子どもたちが学校に行かずに児童センターに集まってみんなで遊ぶなどという本末転倒にならないように、と釘を刺している。会議には、教育委員会だけでなく関係する部署も参加するなど、多面的な意見交換や議論がなされていることがうかがえて好感が持てた。
一方、やはりというか案の定というか、…。以下省略
(🤦♂️現在教育委員会にいるので、こう書かれると、非常にコメントしづらい。)
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