2020年7月15日水曜日

花だより 子どもの反発を招く!NGワード 合歓木 エゾスカシユリ


 子どもの反発を招く!親や先生のNGワード
 子どもが言うことを聞かないとき、もしかしたら何気なく使った言葉に引っかかっているのかもしれません。悪気なく使っているNGワードはけっこうあります。
 真剣に話しているのに、不満げな態度を取ったり、反抗的な目つきでこちらを見てくる。何気なく言った言葉が、子どものモヤモヤを引き起こしていることがあります。子どもは、自分が何にモヤモヤしているのかわからないため、はっきりとは言語化できないのです。
1:不必要な強調NGワード
 いつも、ばっかり、ちっとも、一度も、絶対、当然
2:一般化NGワード
 普通は、みんな、常識
 「こんなの常識」「普通こうするもの」「みんなできている」等々。
 子どもは人生経験が短いので、大人からこんなふうに言われると何も言えません。でも「ホントかな?」という疑問はわきます。また、無理やり教えた価値観は、子どもが大きくなってからも子どもを縛ることが少なくありません。
「先生は、〇〇さんにはこうしてほしい」
など、「私」を主語にした「I(アイ)メッセージ」で伝えることです。
 3:人との比較NGワード
 「○○ちゃんは、あんなにしっかりしているのに、あなたときたら……」
 他人と比べて否定されると、子どもは反発します。これは大人でもそうです。
4:自分で選べなかったものを根拠にするNGワード
 「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから」「女の子(男の子)のくせに」
 どれも子どもの反発を招いているのは「余分な言葉」だということです。伝えるときは、シンプルにすることが鉄則です。


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