2020年7月20日月曜日

花だより ナス花に無駄花無し ノウゼンカズラ ハマオモト


 「ナス花に無駄花無し」
 ✨ナスの花は、咲いたら必ず実がなることから、「親の言うこととナスの花に、千に一つも無駄はない。」という格言ができたそうです。ところが最近の子どもたちの行動を見ていると、親の存在価値がどれだけあるか?疑問に感じることがあります。
「衣食足りて礼節を知る」 
 🤷‍♂️人は生活に余裕ができて、初めて礼儀や節度をわきまえられるようになるということ。~一国の為政者たるものは、計画をたてて経済を豊かにしなければならぬ。豊かな国へは、どんなに遠くからでも人民は集まってくるし、開発の進んだ国から逃げ出す人民はひとりもいない。その日暮らしにもことかく者に礼節を説いたところでなんになろう。生活が豊かになれば、道徳意識は自然と高まるものであり、衣食が十分であれば、自分の名誉や恥とかを重くみるようになる。~(中国の故事)
 学習(授業)が成立する条件として、基本的な生活習慣がきちんと身に付いているということがあげられます。つまり、勉強ができるということは、「衣食足りて礼節をする」につながります。
 🤦‍♂️大阪寝屋川で起きた中1女子の死体遺棄事件への書き込みに、「寝屋川だから仕方ないか?」とありました。札幌でも学力や問題行動は区によって大きく異なるといいます。生活の安定(家庭環境)が子どもの成長に大きく左右するということです。
 👀学校教育だけで解決できないことはたくさんあります。教育の第一の責任者は親です。一人で抱え込んだり、解決しようとしないで、何かあったら家庭訪問をするなり、保護者を召喚したりして、学校での様子を正直に伝えて、共通理解を図る努力が必要です。

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