学校にもAI時代の到来
最近目につくのは、AI(人口知能)などの最先端技術を教育に生かすEdTech(エドテック)関連の記事です。AIという文字を見ない日はないほど、社会のあらゆる場面で使われる技術で学校現場も例外ではありません。
文科省は「Society5.0に向けた人材育成~社会が変わる、学びが変わる~」をまとめ、EdTechを積極手に取り入れる姿勢を示しました。その実証実験を始まっています。
実証実験は「未来の教室」と名付けた事業で、学習塾や通信教育事業者などと連携し、「公立小学校の授業にAIを搭載したタブレット端末や仮想現実(VR)の技術を提供」するものです。この分野は経産省に背中を押される形で進んでいます。
萩生田文部大臣が岸内閣発足して経済産業大臣に就任しました。GIGAスクール構想に始まり、今後、連携を一層進む可能性が高い両省の動きから目を離せません。
「先生はAIロボット、英語の授業で試験的実施」
英語の4技能育成のためのICT活用普及促進事業です。「タブレット端末に英語を学ぶアプリを導入したり、ネットを使って外国人講師と会話したりする授業」なども含めて500校分で要求額は約2億5千万円。しかし、1校50万円にすぎません。これでどれだけのことができるか疑問です。「ロボット」という言葉に踊らされず、教員を支援する道具だと冷静に受け止めたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿