2021年10月17日日曜日

花だより 公開研 ハゲイトウ 秋桜

 ≪なぜ研究授業や研究会をやるのか?≫
 研究主題や研究仮説を立て、教材研究をして授業に臨むことは当然なことですが、思い描く授業をするためには、それを支える学習環境の整備や子どもたちの学習訓練(学習ルールの定着)が大事です。研究会のほとんどは10~11月に集中します。その準備は4月に遡って(学習のルールの指導や教室環境整備など)始まります。そのために4月に学級経営案を作成するのです。公開研をやればやるほど教師力は上がります。公開研は、学級経営の評価の場でもあります。
 ≪よく見られたい? いつ見られても恥ずかしくないように!≫
 参観日、保護者はどんな視点で授業を見ているのでしょうか?
「となりの学級の絵や習字の方が上手だわ!」「整理棚がぐっちゃだわ?」「弟の先生の方が、字がていねいで上手だわ!」「うちの先生大丈夫かしら?」
 保護者の方が、公開研を見に来る先生方より厳しいかもしれません。
 《1年に一度はスーツを着て、授業をしてみたい!》
 毎年公開研を行っている学校で、「公開研が負担になっている、3年に一度くらいでいいのではないか。」という意見が出ました。研究部長は、公開研の意義を説明しましたが、「準備に追われ、一番大事な子どもたちとの触れ合う時間がない。」という反対派の主張で全体の雰囲気が傾いたとき、👍新卒3年目の先生が手を挙げて「ぼくは、年に一度はスーツを着て、授業をしたいです。」 この発言で、公開研が続くことになりました。


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