家庭訪問についての疑問
「家庭の様子を見る」ことが目的のようですが、でも先生は家の中まで上がりません。玄関で親と二人で話して終わりだったので、家の様子も普段の遊びもわからないと思います。「上がらせて下さい」とも言われず、先生は狭い玄関をご覧になっただけです。家がどこにあるかは地図でわかります。玄関がきれいかどうかで保護者の性格や家庭の様子はわからないと思います。
家庭訪問の目的は何ですか?授業を短縮してまで、わざわざ先生が歩き回って子どもの家の玄関を見ることに一体どんな価値があるのでしょうか?
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玄関先でもどういう家庭環境か、ベテランの先生には分かる???
先生も沢山の家庭を見ているので玄関が綺麗とか汚いか、特殊性を隠そうと取り繕っているのでないか、普通の範疇を逸脱しているかどうかは、なんとなく解るといいます。なんか雰囲気?などで、わかるところもあるのです。
虐待とかネグレクトとかは、家に行かなければ解らないことが、行ったおかげで判明するというのもあります。全ての虐待がとかネグレクトとか、までは思っていませんが、母親と短時間とはいえ、一対一で話せます。普通の会話が話せたら、それは内容とか関係ないと思いますが、ちょっと子どもや教育に関する考え方が、変わっているのでは?という判断にはなると思います。しかし、ここまで教員に求めるのか?という問題もあります。
コロナ下と働き方改革で家庭訪問をやめる学校が増えました。教員の負担軽減だけでなく、保護者からも共働きで「休みが取れない」という要望もあるといいます。
「昔の先生は、夜7時、8時でも来てくれて、晩ご飯を食べていった先生もいたもんだけどねえ~。」とあるおばあちゃんが話していました。
「昔の先生は、夜7時、8時でも来てくれて、晩ご飯を食べていった先生もいたもんだけどねえ~。」とあるおばあちゃんが話していました。
今は、個人懇談週間を設けている学校が多いようです。家庭訪問は、明治期から始まり、不就学児童の様子をチェックするものでした。「学校と家庭の距離を縮める手段」として、当たり前のことと思っている方もまだいます。時代は変化しました。無くすにしても学校と保護者の協議が必要です。
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