2023年5月5日金曜日

花だより 宿題のプリント タンポポ

 


 休みが続くと学校から宿題のプリントが大量に出ます。1学年だと、かきかた(ひらがな)の練習でしょうか。学校から出された宿題は、ほぼやっているが、「自分から進んで勉強する」「勉強が終わるまで集中して取り組む」などの学習習慣については、3割強の子どもは身についていないそうです。(ベネッセイ調べ)
 親も1時間やっているし、プリントを何枚もやっているから良しとする物量主義の学習感から脱却する必要があります。
 たとえば、文字の練習では、何回も繰り返し書いたからといってきれいな文字やおさまりのよい文字が書けるわけではありません。きれいなときは、どこかどのようなバランスがいいかという点に注意するような観点を指導することで、子どもは、もっときれいに今度はここの部分を工夫してみようというように取り組むようになります。そのした意欲を喚起することが大事なのです。
 学ぶことは、ワクワクすることであって、おもしろいことであり、人と分かち合いたくなるようなことです。それを分からせるのが教師や親の役目です。
春の知床連山


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