なぜ北海道は学力が低いのか?
北海道の学力が低い理由としてよく言われるのは、「北海道はへき地が多い」というものだ。しかし、この論理でいうと秋田県がなぜ高いのか?という話になる。秋田県は少人数指導に早くから取り組んで成功したというが、少人数がよければへき地の教育は、全てよくなってもいいはずである。直接的な要因としては、勉強時間の不足があげられる。単純に北海道の生徒は勉強していないだけなのである。本州などでは、夏休みの宿題として問題集丸々一冊やらせる。学力状況調査でも分かるように、家庭での勉強時間は、全国平均より少ない。
こんなに部活をやる地域はない。夜8時くらいまでやっているところもある。目指す学校に入るため部活をやらない子もいる。どっちが勝つかはハッキリしている。頭の善し悪しではなくて、完全に量で負けている。
生活実態に関するアンケート調査から、北海道の子どもはゲーム・スマホにかける時間が長く、本を読む時間が短い。中学受験が盛んでないため、小さい頃から勉強に対する意識が本州とまるで違う。
結局のところは親の問題である。小学校では、やった子とやらない子の差がもっとも顕著に出る。その子の学力は小5・6年で決まってしまう。道立の札幌東西南北の高校に入る子は、小6のときに算数ができないなんてことはない。ところが小学校で教育に対する意識が低い家庭が北海道には多いことが最大の原因だ。
こう言っているのは、大手学習塾の講師先生たちです。
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