2017年5月23日火曜日
花便り オオアマドコロ 遠足
【平成21年度 網走市立潮見小学校 学校だよりから】
《心がホッとステーション》
遠 足 *からだ全体を使って春を感じる。(出発式の挨拶から)*
足は、もちろん歩くためです。手は、いろいろなものに触れて感触を感じて下さい。目は、野原に咲く草花にも気付いて欲しい。耳は、小鳥のさえずりを聞いたり、先生の話をきちんと聞くことと。鼻は、潮の香りを感じることでしょう。口は、おいしいお弁当を食べるために使います。そして、頭は、体全部で感じた遠足を思い出して、家族の人に話すことで遠足が終わります。遠足の思い出を絵に描いたり、作文にまとめるのもいいでしょう。
4年生の女の子と桜が満開の並木道を歩く
朝、ちょっと早く家を出て、桜並木を歩いていると、登校してくる女の子と会いました。連休中、何をして過ごしたか。すごく若くて優しいお母さんの話をしながら、学校まで来ると、「ところで校長先生!潮見小学校には慣れましたか?」と聞かれました。
「まだかなあ?」と返事をすると「それじゃ、ときどき遊びに行ってあげるよ。」と言ってくれました。
お母さんが優しいと子どもも優しくなるのですね。今度この子に会ったら、「母の日」は、どうしたか?聞いてみようと思います。
《シリーズ「イキイキ子育て」》
正しいしつけは、子どもへの大切な贈り物
子どもが相談したくなる親は、どこがちがうのだろう
人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はちゃんとあるものです。日頃から相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで子どもは親に愛されている実感を得ることができます。
子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして、不必要に攻撃的にならず、他の人や問題を受け入れることができ、大きく成長できるものです。子どものしつけに関することは、おじいちゃん、おばあちゃんとも話し合うことが大切です。
*子どもが愛されていると実感できるコミュニケーションをすること*
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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