2017年5月5日金曜日
花だより ハナミズキ 子供の日
【平成20年度 斜里町立朝日小学校 学校だよりから】
GW 元気よすぎた鯉のぼり 大 脱 走!
今年のゴールデンウィークは、好天に恵まれ桜も咲き、行楽地は大賑わいだったようです。
斜里でも連休中は気温が高く、桜の名所「朱円小学校の桜」も7~8部咲きになりました。ところが5日の「子ども日」は午後から風が強まり、元気に泳いでいた鯉のぼりが、数匹逃げだし、道路まで飛んでいってしまいしました。
グラウンドで遊んでいた子が、「校長先生、鯉が逃げた!」と知らせに来てくれました。あわててワイヤーをゆるめましたが、時すでに遅く、合計8匹が脱走しました。8匹全て回収しましたが、ロープはちぎれ、中に入れてあった棒は大きく折れ曲がり、口は裂かれていて無惨な姿になっていました。
「鯉のぼりは、“鯉が滝をのぼるように、元気な子どもになって欲しい。”からあげるんだよね。飛んでいくくらい、元気がいい。ということでいいじゃない。」と言った6年生の男子がいました。夢を持つと人は強くなります。
《こどもの日》 ~子どもの夢や希望に耳を傾け励ます~
今の子どもは冷めています。将来の夢や希望を持たず、難しい目標はチャレンジする前にあきらめてしまうと言われています。「将来の夢は、公務員になって、退職したら年金でのんびり暮らす。」と応えた子がいましたが、今の子どもたちが年金をもらう頃、年金制度がどうなっているかわかりません。しかし、子どもは子どもなりに夢や希望を持っています。どんなに小さく、どんなに変に思えるものでも、その夢や希望に耳を傾けましょう。
また自分の経験や長い間にわたって苦労して夢を実現した人々の生き方などを折に触れて話しましょう。そして、人生の目標は汗を流し、失敗を重ねながら達成していくものだと、励まし、あたたかく見守りましょう。「オリンピック選手になるんだ!」「アイドル歌手になりたい。」と言っても「そんな夢みたいな話するん じゃない!」と言わないことです。「月に行きたい。」という夢を持ったから、現在の宇宙開発があります。どうせ持つなら、大きな夢を持つべきです。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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