2017年5月12日金曜日

花便り カザグルマ サバの味噌煮

~平成12年の作品~

【平成23年度 網走市立潮見小学校 学校だよりから】
《シリーズ「イキイキ子育て」》 
  “尾木ママの『叱らない』子育て論”
~学力を上げる晩ごはんは「ハンバーグよりサバの味噌煮」~
 子どもはハンバーグが大好きです。「今晩、何が食べたい?」と聞くと「ハンバーグがいい!「ママ、サバの味噌煮が食べたいよ!」なんてお年寄りみたいな好みの子どもは、ほとんどいないでしょう。
「せっかく作るのなら、子どもが喜んで食べてくれるもののほうがいい。」と子どもの好きなものばかり作ってしまうママの気持ちもわかります。でも、サバの味噌煮が子どもの記憶力を引き上げてくれるとしたらどうでしょうか?
 サバやアジ、イワシといった背の青い魚には脳を活性化させ記憶力や学習能力を上げる“DHA(ドコサヘキサエン酸)”がたくさん含まれています。このDHAは、脳の情報伝達機能をつかさどる神経細胞膜を作る材料になります。2010年にノーベル化学賞を受賞した北海道大学の鈴木章名誉教授は、子どものころからシシャモをたくさん食べていました。(鵡川町出身)シシャモもDHAが多い魚です。
 近頃は魚をさばけないママも多いし、魚が嫌いな子どもも多い。でも、青魚にかぎらず旬の魚はお肉よりずっと美味しいものです。美味しい味噌煮を作って子どもを魚好きにさせましょう。そして、晩ごはんのときには、こんな魔法の言葉をささやいてみましょう。
「サバには、頭が良くなるDHAがいっぱいだから、ちゃんと食べたら今度のテストは100点とれてしまうかもしれないよ!」と…。

フラワーパラダイスの桜 もう葉桜状態になりつつあります。

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