~平成12年の作品~
【平成23年度 網走市立潮見小学校 学校だよりから】
《心がホッとステーション》
春の若葉色 おや!潮見花園の看板がない?
連休中暖かい日が続き、校庭のつつじが咲き、桜の芽も膨らみはじめました。
1年生が持っているクレヨンには緑と黄緑色しかなく、春の草木の色をクレヨンで表現することはできません。春の微妙な色合いの違いを日本の伝統色では、若草色、若菜色、若芽色、うぐいす色、ひわ色で表現します。日本の伝統色は全部で465色あるそうですが、四季の移り変わりを風情に感じる日本人独特の感性が生んだものです。
潮見6丁目(あれこれ屋前)の角地の「潮見花園」の看板が外されているのに気がつきました。90歳を過ぎたおじいちゃんがチューリップやひまわり、コスモス、マリーゴールドなどで立派な花園をつくっていました。どうしたのかとても心配です。
「はな・てんと」:レイクビュースキー場が夏から秋にかけて、赤・黄・紫の花の縞模様に染まり、網走の観光名所になっています。今年も市では、花を育てるボランティアを募集しています。“自分たちの住む街を自分たちで美しくしよう。”という目的で始まったそうです。
《シリーズ「イキイキ子育て」》 “尾木ママの『叱らない』子育て論”から
お風呂に入ると「理科好き」になる。
赤ちゃんをお風呂に入れるのは、新米パパの第一歩。それが一日で一番の楽しみと言ってもいいでしょう。(潮見小にもそれを楽しみしている職員がいます。)
少し大きくなると今度は子どもに体の洗い方を教えます。タオルの使い方、シャンプーの仕方とか、お風呂で教えることはたくさんあります。
お風呂は、子どもにとって不思議がいっぱいのワンダーランド。たとえば湯船にタオルで作った“風船”を沈めるとブクブクとたくさん気泡が出ます。大人にとっては、ごく普通の何でもないことでも、子どもの目線で見るとなぜ泡が出るか不思議なことです。
こんなところに子どもの個性や感性を伸ばすヒントが隠れています。
「なぜ、天井に水がいっぱいついているの?」そう聞かれたら、どう説明しますか?
これは雲ができて雨が降る原理と同じことを話してやると、翌日から雲をしっかり観察したりするかもしれません。ママとパパと一緒にザブンと湯船に入ると、一人で入った時よりもたくさんのお湯がザーッとあふれ出ます。まさにこれはアルキメデスの原理です。なぜそうなるのかを考えることが子どもにとって科学や物理への入り口になります。お風呂に入りながら、一緒に楽しい疑問や発見をすることがきっと理科が好きになる秘密のステップになると思います。生活の中からの学びこそ本物なのです。
5月8日 野付牛公園の桜
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