お彼岸
太陽が真東からのぼり、真西に沈んでいく「春分の日」と「秋分の日」をはさんで前後3日間がお彼岸です。お彼岸になるとどの家庭でも仏壇には亡くなられた方の好物や春は“ぼたもち”、秋は“おはぎ”などたくさんのお供物があがります。
「お彼岸て何?」今の若い人は知らないようです。おはぎも食べたことない。食べたことがあっても好きじゃない。美味しいスィーツは、他にいっぱいある。
子どものころ、お彼岸になると家族でお墓参りに行き、お墓の掃除をして、お参りをした後は、お供えしたモノをみんなで食べる。ばあちゃん手作りのおはぎを食べるのが楽しみでした。それは年中行事だったので、誰に教えてもらうこともなく、そういうものだと思っていました。
「供養」とは?
薄く切られたリンゴが2切れ仏壇に供えてある。りんごは亡くなったおじいちゃんの好物だった。高齢になって歯が弱くなってからは、堅いりんごは食べられなくなり、いつもおばあちゃんが食べやすいように薄く切っていた。生前と同じくりんごを食べやすいように薄く切って、「さあ、召し上がれ」と言わんばかりに爪楊枝をさしてお供えしてある。
豪華なお供えがたくさん並べられてあってもラップにくるんだままでは供物とはいえない、質素ではあるが亡くなったおじいちゃんを偲ぶおばあちゃんの優しい気遣いを見て取れます。これが本当の「供養」なのです。これが宗教だと思うのです。
地域の行事に関心がない子が多いことが、全国学力状況調査で明らかになりました。これは子どもの問題ではなく、大人が日本古来の季節の行事を疎かにしているからです。霊感商法にひっかかることはないと思います。
豪華なお供えがたくさん並べられてあってもラップにくるんだままでは供物とはいえない、質素ではあるが亡くなったおじいちゃんを偲ぶおばあちゃんの優しい気遣いを見て取れます。これが本当の「供養」なのです。これが宗教だと思うのです。
地域の行事に関心がない子が多いことが、全国学力状況調査で明らかになりました。これは子どもの問題ではなく、大人が日本古来の季節の行事を疎かにしているからです。霊感商法にひっかかることはないと思います。
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