2022年9月27日火曜日

花だより 過度な平等主義、自由、個性の尊重 ヤブラン ホウズキ

 

 尊敬する先輩校長先生(中学校)の「学校だより」の巻頭言から
 小さな生活態度の乱れがあります。例えば、男子は、ズボンからシャツを出す、だらしなくズボンを下げる、女子は、ミニスカートにする、茶髪にする、ピアスをする、化粧をするなどが見られます。そうしたい時期なのかもしれません。
 現代の教育は、過度な「平等主義」や「自由」、そして「個性を尊重する」という世評があります。その中で形式的な平等と自由だけを求めた結果、目的意識をなくした勝手気ままな利己主義だけを容認したともいわれています。
 当たり前のことですが、個人としての個性は尊重し、集団の中での自由はあります。しかし、学校生活は、勝手気ままな振る舞いを認める場ではありません。
 子どもたちは、大人への架け橋を一歩一歩上がっている段階の途中ににいます。これからの変化の激しい社会に生きていくため、集団の一員としてのルールを守る規範意識と行動力をしっかり身に付けさせるのが、学校の役割の一つです。このことを支えてくれるのが家庭教育にあるといえます。子育ての最高責任者は保護者ですし、本校の教育の責任は、私、校長にあります。 

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