9月27日、安倍元首相の国葬が行われました。帰宅後テレビのニュースを見ました。
官房長官として安倍首相を支え、後を引き継いだ菅義偉前首相が友人代表の弔辞の最後に、安倍氏の議員会館の机に読みかけの本が置かれ、山形有朋が盟友・伊藤博文を銃撃で失った後に詠んだ歌に線が引かれていたことを明かし、「この歌ぐらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません」と語り、「かたりあひて 尽しし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ」と締めくくると、葬儀会場としては異例の拍手に包まれた。
報道は、「賛成反対が分かれる中で行われた。」反対派のデモ行進が映し出されていました。「〇〇労組」と書かれた赤い大きな旗が並んでいました。これまでも何度も見た光景でした。
一般の弔問者がインタビューに「それぞれお考えはあるでしょうが、私は、私の意志でここに来ました。」と答えたご婦人の毅然とした振る舞いに賛同しました。
野田元首相は、「国葬には異論はあるが、同じ総理を経験した者として、弔意を表したい。」と出席しました。
私は、かかった費用より‘’反旗も掲げない、黙とうもしない。強制するものではない。‘’とした国葬に疑問が残ります。偉大な政治家を失った葬儀がこのような状況で挙行されたことは、とても残念でなりません。賛成反対に二分されたのではなく、多くの国民は、私と同じように感じていると思います。 物事がスムーズに進むためには、「報・連・相・だ・ね」打診、根回しが大切だと言われます。政治家なら特に大切なのではないでしょうか?
~今より後の 世をいかにせむ~です。
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