2024年9月1日日曜日

花だより パラリンピック=特別支援教育  ホウセンカ 夏ミカン

             

 パリパラリンピック テーマは「共生社会の実現」 
 オリンピックの感動がまだ冷めない中、障害者の祭典パリパラリンピックが始まりました。障害のある人々が自立して暮らしていける共生社会の実現は、そう簡単なものではありません。ましてやスポーツに打ち込めるような環境は、これまであまりありませんでした。
パラリンピックをじっくり見たのは、3年前の東京大会が初めてでした。地元開催ということもあり、テレビ中継があったからです。障害のある方が、水泳や陸上競技に取り組む姿、その能力の高さに驚き、感動しました。また、ブラインドフットボールやボッチャなど、緻密な戦略と精度が勝敗を分ける独自の球技を初めて見ました。パラリンピックは、障害者だけでなく、私たちにも勇気と希望を与えてくれる大会です。オリンピックとは、また違った感動を与えてもらえます。
 何故、パラリンピックが開催されるようになったか調べてみると、スポーツを通じて協働・共生を目指す。パラスポーツの普及は世界の潮流に~分け隔てる障壁をより低く~ SDGs(持続可能な開発目標)では、「だれ一人取り残さない、持続可能な多様性と包摂性のある社会の実現」が基本理念です。ですから、パラリンピック観戦は、特別支援教育に打ってつけの教材です。


 


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