こども家庭庁 ~朝の預かり需要把握~
小学校になった子どもの預け先が見つからず、親の就労が困難になる「小1の壁」と呼ばれる問題について、こども家庭庁は調査に乗り出す。適切な支援策につなげる狙いがある。(読売新聞)
~学童保育がカバーしていない朝の時間帯、親が先に出勤した後に自宅で一人で過ごし、玄関のかぎをかけて登校する子どもがいる。親はこうした事態を避けるため出勤事案の変更を迫られるなど、キャリア形成に影響を及ぼすことになり、女性の活躍を妨げる要因にもなっているとの指摘もある。~
こども園の登園は、8時から8時30分頃がピーク、帰りのお迎えは、16時30分から18時ころまで続く。最近は、お父さんの送迎も増えた。その日によっては、祖父母のお迎えもある。それに子どもが熱を出したり、体調が悪くなってお迎えに来てもらうこともある。
「会社の方は大丈夫ですか?」と聞くと「うちは、お蔭様で理解があるので…。」と言うお母さんもいる。
始業前に子どもを預かるとなると、その分人手が必要になる。しかし、その時間帯だけ働いてくれる人を見つけるのが大変だ、子どもの命と安全を守ることが一番な仕事だけに責任の重さもある。そう簡単なことではない。何でも行政がすればいいというものではないだろう。社会全体で子育てをするには、働き方を変えることだ。
学力学習状況調査では毎回、朝食をとらない家庭の率が高いのが問題になっている。朝、子どもを預けるとなると、さらに新たな問題が出てくるのではないかと心配になる。子育て中の家庭(母親)の就労については、企業側が働き方(柔軟な就労時間)を考えるべきだと思う。女性の就労も大事だが、子育ても大事、子育ての第一の責任者は「親」であることは、これからも変わりない。
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