教育大付属小学校を訪れたとき、廊下には、各種コンクールで入選した絵画作品を額に入れて飾ってありました。描き方を指導するより、お手本となるような絵を飾り、普段から目にすることの方がずっと効果があるからです。
フランス人やイタリア人がなぜファッションセンスや美的センスがあるか、それは街のいたるところに美術品(有名な彫刻や絵画)があり、ウインドウには、高級ブランドの服飾品が飾られていて、日常的に目に触れているからだと言われています。日本では、壁にカレンダーや写真、メモなど所狭しと貼られている家が多くあります。ところが欧州の家を見ると、気の利いた絵画や家族の写真とかがきちんと額に入れて飾ってあります。レストランの良し悪しは料理だけでなく、店内の雰囲気が大事です。
学校近くの中華料理店に入ると、壁に子どもが描いた絵が額に入れられて飾られてありました。一枚一枚に「長男〇○ 〇〇幼稚園〇歳 〇月〇日 遠足の絵」と表示してありました。「〇○君のお店ですか?」「そうなんです。〇○がお世話になっています。高価な絵を飾ることができなので、子どもたちの絵を飾っています。うちの子、結構上手なんです。お客さんからも好評なんですよ。」、「大手チェーン店にはない、温かい家族経営のお店でいいなあ!と思いました。
2024年9月28日土曜日
花だより 絵画指導は良い作品を見ること ツユクサ コスモス
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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