~前期終業式~ 校長先生の話
学校には、始業式、終業式、入学式、卒業式、夏休み、冬休みがあります。これは学校の「節目」です。
節目というのは、竹の節のことです。筍が土から顔を出して2~3ケ月の間に1日1m以上も伸びます。生長が早く一気に10m~15mまで伸びて、それからは生長が止まります。何か人間と似ています。小学生は、竹が伸びる時期と似ています。人間と竹は違うので、いくら伸び盛りでも2~3ヶ月で10㎝以上伸びることはありませんが、頭(脳)や心がそれくらい伸びる時期です。私の年齢になると、いくら本を読んでも、次から次へと忘れてしまいますが、皆さんは、勉強すればすれるほど頭の中にいろんな知識がどんどん入っていきます。ただし、何もしないで、ただお菓子を食べてねっころがっていたり、ゲームばかりしていては伸びません。
“これはよくできたけれど、こんなところはダメだったと反省して、これからこんなことをがんばるぞと次の目標を決める。”と節目節目で心に決めないと竹のように伸びることはできません。
ところがまだ子どもです。なかなか自分だけで反省したり、目標を決めたりすることができません。そこで 先生が“前期は、こんなところは、よくできていますが、ここはちょっと気をつけてやるといいですね。”と書いてあるのが通知表なのです。秋休みの間、お家の人と一緒によ~く見て、反省し、後期の目標をしっかり立ててください。
0 件のコメント:
コメントを投稿