2025年3月15日土曜日

花だより 一度だけ「学校だより」を書くのをやめようと思った クサボケ ハルリンドウ

 

 ~学校だより~
 学校、家庭、地域の連携と言いながら、なかなか分かってもらえない。理不尽な要求をしてくる親が増えました。先生方が一番苦労しているのは、保護者対応です。そこで学校だよりに、「子育てアドバイス(心がホットステーション)」コーナーを設けて、分かりやすく家庭教育の啓発をしてきたつもりでしたが、一度だけ書くのを躊躇ったことがありました。
 問題行動のある子の親を召喚したときのことです。校長室に入るなり、担任批判、我が子の弁護、友だち批判が飛び出しました。冷静に聞いて対応したつもりでしたが、私の言葉にトゲがあったのでしょうか、その後、「校長からひどいことを言われた。」と教育委員会へ電話を入れたのです。教育委員会から指導が入りました。校長としての言動を反省して、お詫びの手紙を書きましたが、これまで学校だよりで書き続けてきたことは何だったのだろう?思いは通じていないのだと落胆しました。
 そんなとき思い出したのが、斜里朝日小学校でのことです。4月のことでした。校長室の窓を叩く女子中学生がいました。3月に卒業した子でした。
「校長先生、『学校だより』ください。うちのばあちゃんが、『校長先生の通信が読めなくなって寂しい。』て言うから、『私が校長先生のところに行ってもらってきてあげる。』て言ってあげたんだけどいいよね。」うれしかったですね。これが本当の心がホットステーションでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿