今は「教えない教師が多すぎる」 つまり「子どもたちに自ら考えさせる」と称する「教えない教師」に異を唱えていました。
大村先生が講演会の中で
~荷車を引いた男がぬかるみにはまった。汗びっしょりになって引っ張るが動かない。見ていた仏様がちょっと指で車に触れると荷車はすっとぬかるみから出て、男は元気に車を引いていった。男が仏様に助けられたことを永遠に知らないだろう。これこそが1級の教師なのです。~
大村はま先生は、中学・高校の教壇に52年間立ち続けた国語教師です。手作りの独創的な教材で子どもたちの勉強への意欲を引き出した。戦後の国語教育の基礎を築いた国語教師です。
先生は、教頭・校長の経験はありませんが、教育論を語り続けられたあり様は、管理職としての学校経営や運営に大きな示唆を与えてくるものです。この荷車を引く男の話は、授業論や生徒指導にとどまらず「校長は仏様」であってほしいと心にとめてほしい。
(木目澤訓)

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