・・・子どもは、好きな人や尊敬する人からしか学ぼうとしない。・・・
毎日の生活の中で、教育の難しさをしみじみ味わっていくことでしょう。古くから“教育は人なり”と言われるように、他のいかなる条件にもまして、教師としての人間性が子どもに強い影響を与え、教育の効果に大きくかかわるのです。自ら進んで研修に励む姿勢を常に持ち続けたいものです。
「基本的生活習慣のしつけ」(明治図書)初版は1988年
24年前に発行された本です。まえがき冒頭に“現代の子どもについて語られるとき、必ずあげられること、それは、基本的生活習慣が身に付いていないことである。その原因として、幼いころからの家庭のしつけの不十分さが指摘される。・・・”とあります。しつけのできないこのときの親は、今、祖父母になろうとしているのです。そして、そのときの子どもが親になっているのです。こうした問題のある親を小学生のとき教えたのは、私の年代だということです。親を責める前に範を示し、信頼される教師でありたいものです。
白い浜茄子 北見駅前にて
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