新型コロナウィルス対応から「学校の影響力」を考える
もう20年も前の話ですが、学校の2学期制がいよいよスタートするとき、前年度から児童館など関係機関に連絡して了解を得たつもりでしたが、予想しなかった旅行業者から、「秋休みの期間は、どれくらいで、各学校同じ対応ですか?」という問い合わせがありました。
秋休みを利用して、TDLの旅行ツアーを企画するつもりだったようです。野球やサッカーの少年団からは、各学校が同じ時期に休みになるのなら、大会や練習試合を組みたいという話もありましたが、各学校の対応が違ったので実現しませんでした。
パート勤めの保護者からは、「シフトを替えてもらわないとならないので、なるべく早く知らせてほしい。」と言われました。
市内の行事の都合で、運動会の日程を例年より1週間は早めなければならないときがありました。このときも決定してお知らせしたとたん、保護者だけでなく、大手スーパー、仕出し屋さんからの問い合わせで、学校の電話が鳴り続けました。
教職員が考えている以上に、学校が社会に与える影響は大きいということです。そして、子どものため、学校のためだと、保護者や地域住民は、多少のことは犠牲にして協力してくれるということを肝に銘じておかなければなりません。
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