2020年3月27日金曜日

花だより コロナショックは、学校を変える? 風信子

ヒヤシンス

 コロナショックは、学校を変える?
 2020オリンピックイヤー 意気揚々とした明るい年の幕開けと思っていましたが、新型コロナウィルス感染症の拡大でテレビもネットでも毎日コロナ関連の情報で溢れています。学校も休校となりましたが、対応がコロコロ変わり、現場はてんてこ舞いです。
 学校ばかりではなく、その影響はさまざまなところに波紋を広げています。4~5月は、年度初めで各団体の総会などが目白押しですが、次々と中止や延期になっています。私の関係する団体は、何らかの疾患を抱えている高齢者が多いため、中止の連絡をしても、皆さんすぐ納得していただきました。会場になっていたホテルに「申し訳ないのですが…。」キャンセルの電話を入れました。すると「仕方ないですよね。来年またよろしくお願いします。」と明るく丁寧な対応に少し安堵しました。これもお上の言うことは素直に聞く国民性なのでしょうか。日本で爆発的に感染が広がらないのも分かる気がします。
 世界各地に感染が広がっています。各国で対応が異なるのは、国民性や宗教、文化の違いだと言われています。そうした壁を乗り越えて、世界が一つに結ばれるのが、オリンピックなのですが、開催延期の決断は、正に難しい政治判断でした。
 コロナショックの影響で、大きな会社では、時差出勤やテレワークが進むなど、働き方改革が急速に進みそうです。学校は、今回の卒業式は簡略して行われました。これを機に学校の行事の精選など、一気に変わる転機になるかもしれません。   
 学校は本当に変わる? 学校の働き方改革現場改革(教師の意識改革)が一向に進んでいないと指摘があります。ところがコロナショックで、学校から保護者への連絡は、これまでの文書配布は用を絶たず、メール配信が主流になりました。卒業式は、保護者が出席できなくても動画配信されたり、休校中の学習(ドリル)もペーパーではなく、ネット配信になったり、今回の休校措置は、もしかすると日本の教育を一変させる可能性があります。しかし、落ち着いたときに、やっぱり元に戻そう!と思わないことです。

0 件のコメント:

コメントを投稿