2020年3月30日月曜日

花だより どこかで春が生まれてる 福寿草


 どこかで春が生まれてる
 福寿草は、春一番に咲く花で金色に輝き、新しい門出を祝う縁起のよい花とされています。どこにでも咲く花ですが、種から花を咲かせるまでにちょうど小学校と同じ6年かかります。雪の下でじっと寒さに耐え、雪解けがはじまる早春に芽を出します。寒く厳しい条件ほど、金色の鮮やかさを増す花です。福寿草の花言葉は「永久の幸福・思い出」といいます。毎年春になって、福寿草を見かけたら若松小学校のことを思い出して下さい。
   どこかで「春」が生まれてる    どこかで水がながれ出す
    どこかで芽の出る音がする      どこかで「春」が生まれてる。
 

 暖かい空気に包まれて「春」が誕生する光景、生命の伊吹を感じる季節を迎えました。若松小学校での3年間は、豊かな自然に囲まれて、季節の移り変わりを強く感じ、心豊かに過ごしました。
 道端の福寿草に足を止めた春に始まり、フラワーパラダイスが彩る季節から、赤や黄色に染まる野山を駆け回り、真っ白な草原に、山にスキーを滑らし、自然の中にどっぷり浸かって活動する子どもたち。この貴重な経験と体力づくりがリコーダーの豊かな表現力につながっていると思っています。四季の移ろいの微妙な変化を繊細に捉える感受性を持ち続けてほしい。「 校長室だより」もそうした願いから、「花だより」と名付けました。
 子どもたちの一生懸命な頑張りに胸が熱くなったり、人の優しさに触れ感動したこと、教職員のチームワークのよさなど、書くことがたくさんありましたが、それをどこまで伝えられたか・・・。
 若松のよさは、「どこかで春が」の歌詞のようによ~く観ると、今まで気づかなかったところが、まだまだたくさんあります。冬の次に春は来る。
   

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