2021年1月2日土曜日

花だより キャッシュレス通帳レスに判子レス オモト

 

 中国より遥かに遅れているデジタル化
 暮れの買い物、ソーシャルディスタンスでレジには、いつもより超長蛇の列、前のおばちゃんはカゴ3つに山のような買い物、精算が終わると徐に財布から札と小銭を出し始めた。やっと番になったが、d払いができないことが分かり、カードで支払った。キャッシュレス化が進むとレジ待ちも緩和されるのにと思った。
 暮れに「世界の覇権を狙う中国」という特番を見ていると、中国のデジタル化は凄まじいものがある。スマホ決済は当たり前で、顔認証だけで買い物ができるという。中国人は、科学技術の優れた日本に憧れて来るのではない。日本に来て感じるのは、中国より10年遅れていると思うらしい。
 キャッシュレス 通帳レスに 判子レス
 明治の初め、判子かサインかで論争があった。当時は字が書けない国民が多かったことから判子が採用されたという。この決定が日本の判子万能主義となったのである。
 ただし、明治政府内では、サインと併用しながら、字が書ける人が増えるのを待つべしとする考えもあった。
 河野行政・規制改革相が、全省庁に行政手続きで押印を使用しないよう要請した。1世紀半を経て論争が再開したといえるかもしれない。判子に愛着を持っている人も多くいるだろう、だがデジタル時代に社会全体が対応するのは、いつまでも漫然とは続けられない文化なのだろう。(読売新聞「編集手帳」より)
 👀コロナで「新しい生活様式」に早く慣れなければならない。
 

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