書道展コロナで中止
せっかくお正月に書初めをしたのに、コロナ禍で書道展まで中止になった。「上手に書けたので賞に入ると思ったのに残念!」と思った子がいるようだ。
~パソコンの普及で手書きや毛筆で書かれているものが少なくなってきました。年賀状の手書きも数枚しかなかった。今後ますますこの傾向は進み、子どもたちが大人になったときは、手書きすることは無くなってしまうかもしれない。これからは、自分で書くというより、ワープロに入っている字体(フォントは100近い種類がある)をその用途によって選ぶ能力が問われるようになるかもしれません。
宿題で漢字の書き取りをしている1年生を見ていた3年生が、「書き順変だよ。ちゃんと書かないと3年生になって習字のとき大変だよ。」と注意した。スクールサポーター2名を採用することになり、履歴書が2通届いた。1通はワープロ、もう1通は手書きだった。とても丁寧できれいな字で人柄が分かるよう気がした。もう一人は、どんな人だが分からない。まだまだ手書き文化を大切にしなければならないと思う。
手書きや毛筆の方が良いと思うもの、または身の回りで手書きや毛筆でかかれているものを子どもたちに聞いてみた。
相撲とか、落語、お寺の看板など、古いものや寿司屋さん、そばやさん、和食の店の看板やのれんは毛筆が多いという話から、和風の食べ物の話になって、寿司のネタは、トロやいくら、ウニがいい!とか、丼物では、天丼、牛丼、親子丼がおいしい・・・という話に脱線してしまった。
間もなく1人1台の端末が与えられる。ノートがなくなり、鉛筆がタッチペンに変わる。字が上手な子はいなくなる。その前に字の上手な先生がいない。
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