変化の大きな社会を生き抜いていくためには、何もかも自分で抱え込むのではなく、外部の人たちの助けを受ける力、すなはわち受授力と、必要な助けを与える力、すなわち与授力が必要とされる。人には迷惑かけません!と突っ張って孤立するのではなく、柔らかく助け助けられる人間になることで社会は温かく強くなれるのではないか。それは個人個人の態度・考え方だけではなく、いろんな組織(学校)にも通じる。
こう主張するのは、坂東眞理子(昭和女子大学理事長)である。
「行雲流水」 雲が行き 水が流れるように 自然に身を任せる。
コロナ禍の今、オレはオレ、好き勝手に行動されては困る。
コロナでマスクをするのも、不要不急の外出を避けるのも、飲み会を控えるのも、自分がコロナに罹らないだけでなく、人に移さないためである。疑わしいときは家に居る。仮に罹ってしまった人がいても誹謗中傷などしない。水の流れに独り逆らってはならない。社会が本来あるべき、助け助け合いの精神が今必要なのだ。コロナは、このことを教えてくれた。
コロナが通り過ぎるまで「行雲流水」じっと我慢のときである。
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