世界で一番小さな金メダリスト 清水宏保の強さに秘密
長野オリンピックスピードスケート金メダリスト 清水 宏保氏の講演会
“身長180㎝以上なければ世界では通用しないと言われて発憤!!”
長野オリンピックの最大のライバルだったウォザースプーン選手は190㎝の巨漢、清水選手は162㎝で一番上の表彰台に上がっても2位のウォザースプーンより低かった。
世界との身長差を筋肉量(体幹の強さ)と体のこなし(スケート技術)でカバー、太ももは現役時代68㎝、今でも60センチをキープしている。(ズボンはいつも股の内側がすり切れ状態だった。)
スケーティング技術は、小学生の時にほぼ完成していた。「1万時間の練習で一流になる」と研究データがある。1万時間は、一日3時間で10年、6時間なら5年生で達成できる。ゴルフの石川遼選手や卓球の福原愛選手など、最近は小学校に入る前からはじめて中学生で既に一流という選手が多い。
一日練習を休むと取り戻すのに3日かかる。だから練習は絶対に休まなかった。スケート始めるきっかけは、ぜん息を克服するためだった。体が弱くて、背が低い、そんな逆境から這い上がることで精神的に強くなった。それがこんな小さな体でもメダリストになった理由です。最後に、子どもたちには、目標をしっかり定め、努力することの大切さを伝えてください。と講演を締めくくりました。
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