女子高生のスカートの丈が変わった?
💁♀️極端なミニスカートにルーズソックスは流行したのは1990年代後半だった。流行に乗って制服を着崩し、学校でさんざん注意されたが、「真面目だと思われたくない」という反抗心もあり、教師の目を盗んで、スカートを短くし、靴下を替えた。
現代の高校生は、品行方正に制服を着こなす印象がある。今は校則の範囲内で制服の着こなしを工夫する方法をSNSで検索できる。「おしゃれは私服で十分できる」と取材に応じた女子高生は言う。
2010年代に入ってから制服の着崩しが見られなくなった。その要因は、かわいくてデザイン性の高い制服が増えたことが挙げられる。加えて、制服風の衣装が印象的なAKB48の台頭で制服の価値が上がったという見方もある。
制服の着崩しは自己主張の表れでもあった。しかし、SNSが普及すると、制服以外にも自己主張できるツールができ、考え方が変わった。逆に目立つ格好をするとグループlineでいじめの標的にされる可能性もあるので、立場が悪くなるのを恐れているのではないと分析する人もいる。
また、自己PRの書類などで受験生を多面的に評価するAO入試の増加も背景にあると指摘する教育ジャーナリストもいる。高校生たちは、『大学に入る近道は優等生になること』と捉える傾向にある。校則を守らなければならないという意識が高く、素直な高校生が目立つようになったという。読売新聞 1月19日「生活調べ隊」の「今どきの高校生は制服着崩さない」より
🤷♀️生徒指導担当教員は、これまで校則を守らせることに躍起になっていた。高校生の着崩しがなくなったのは、教師による生徒指導の賜物と思っていたが、勘違いだったことが分かった。どっちにせ良い傾向にあると思った。しかし、校則を守るようになると、「制服は与えられるもの。何の疑問を抱かず、受け身になると、思考停止状態になってしまうのではないか。制服や校則に限らず、自分で考える習慣を養ってほしい。」と記事を締めくくっている。ミニスカートにルーズソックス世代が親になり、「スカートの丈、それでいいの?」と娘の言うらしい?
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