予習・復習はしなくてもいい?
🤷♂️「予習復習が大事」と、教師なら必ず言う。しかし、「毎日、全ての教科の予習と復習することなんてできない。授業時間で初めて見聞きする内容をその場で理解し、たちどころに身に付けるのが格好良い、定期試験も、何もしないで採れる点数が自分の実力である。」くらいに思っている子どもの方が多い。
これからの教育は、予習や復習することで、なにより多くの知識を定着させることを目的としていないのだから、こう考える子どもにとっては大歓迎の時代になった。主体的で対話的な深い学び「議論しながら考えて学ぶ」(最も成長に資するとされる)学習方法が、教室で展開されるようになった。教師は、「教え込み」より、議論の方向性をリードしたり、考えさせるヒントを出したりと、子どもたちの力を引き出す役割が大きくなる。
「GIGAスクール構想」の1人1台の情報端末が生かされれば、事前学習映像を提供することで、最低限の知識を持たせた上で、対話的授業を展開することができる。
普通の教師は、ただ話すだけ。偉大な教師は、子どもの心に火をつける。
大学入試試験が大きく変わり、覚えた知識を吐き出させる問題から、問題文をじっくり読んで考えなければ解けない内容になった。これからの教師の役割は、「予習と復習をしなさい。」と言うのではなく、子どもの持っている意欲を最大限に引き出すことだ。
👀ただし、語彙の少ない、知識の浅い集団の話し合いは、議論にならず、おしゃべりだけで終わる可能性が高い。教師には、より高度なことが求められる。
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