「しつけ」で所得が増える?
コロンビア大学の有名な実験「非認知能力 マシュマロ・テスト」
4才児を対象に、マシュマロを食べるのを我慢する自制心を測る調査をしました。
追跡調査の結果、4歳のときに自制心が働いた子どもは、そうでない子どもと比べて大学適性試験のスコアが高くなるという結果を得たというのです。さらに将来の賃金にも影響するという調査結果があります。
日本における研究でも、幼少期の家庭環境をサポートし、十分な教育機会を与える政策は効果があるといわれています。「しつけ」がきちんとされていると、生徒指導や児童生徒の将来にまで影響するのです。
全国の男女約1万6千人を対象にした別の調査では、「うそをついてはいけない」などの基本的なしつけを受けた人は、所得が多くなると言う結果が出ています。
生徒指導がもっと楽に、もっと楽しく、もっと真摯に取り組めるようにしたいものです。保護者に「きちんとしつけをすると、所得が増えますよ」と伝えてみてください。
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