退職の年、全連小山口大会に参加した。山口市内には、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のラッピングバスが走っていて大変盛り上がっていたが、残念ながら最低の視聴率で終了した。その理由は、主人公である吉田松陰の妹の美和と再婚相手の揖取素彦(初代群馬県令)が有名な歴史上の人物ではなかったからだという。しかし、自分には共感するところが多くあった。美和は生涯にわたり、女子教育の普及に努めた人物。「新しい日本をつくるためにも、学ぶことは、とても大切なことです。学ぶことで、考えることができるからです。」という言葉が心に残っている。
「至誠而不動者未之有也」は、吉田松陰が揖取素彦におくった言葉
~自ら至誠の限りを尽くして計画し、あるいは実行したにもかかわらず、いずれも失敗に終わったことを振り返ってきたとき、どうしてもこの「未だよくこの一語を解するに能わず」と思わざるを得ない。孟子の語に偽りがあるのか、それとも自分の至誠の不足によるものなのかを考えずにいられない。(原文解説)~
これを自分に置き換えると、退職を間近に控え、我が教員人生を振り返るとき、満足感や達成感など全くない。北海道の子どもたちの学力も体力も最低のままだ。孟子の語に偽りなく、自分の至誠の不足だということは、十分理解している。
~自ら至誠の限りを尽くして計画し、あるいは実行したにもかかわらず、いずれも失敗に終わったことを振り返ってきたとき、どうしてもこの「未だよくこの一語を解するに能わず」と思わざるを得ない。孟子の語に偽りがあるのか、それとも自分の至誠の不足によるものなのかを考えずにいられない。(原文解説)~
これを自分に置き換えると、退職を間近に控え、我が教員人生を振り返るとき、満足感や達成感など全くない。北海道の子どもたちの学力も体力も最低のままだ。孟子の語に偽りなく、自分の至誠の不足だということは、十分理解している。
「3月31日夜中12時までは校長としての責任がある。」と言った先輩校長がいました。この春、退職される校長先生は、どんな心境なのでしょうか?
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