2025年2月18日火曜日

花だより「やりがい」ではなく「お金のため」 アネモネ

 


 ≪仕事の「やりがい」の落とし穴≫
 日本には、「お金のため」という考え方に抵抗を感じる人が多いです。「お金のために働く」と言う人はいやらしく感じるし、最初から「お金はいくらいただけるのですか?」と聞きにくい風潮があります。欧米では、お金の確認や交渉は当たり前で、仕事は「お金のため」にするものです。
 そこで日本で強調されるのが、「やりがい」です。「何かのためになること」「自分が役立てること」が示されると、日本人は納得して仕事に打ち込むことができるのです。
 学校でも子どもたちに「お金を稼ぐこと」を正面から教える機会はありません。その代わりに教えるのは、使命感を持つことの大事さであり、自分が成長することの尊さです。そのため強い「成長志向」を持てるのです。
 その「成長志向」が何に結びついているかというと、若者の離職・転職の多さです。「今の仕事では成長できない。」と感じると、すぐに辞めてしまう。あるいは「自分が成長できる仕事は何か」にこだわるあまり、職に就くこと自体のハードルが上がってしまうのです。仕事が「お金のため」と割り切れれば、就職活動もだいぶ楽になります。
 ≪なぜ、日本人はお金にこだわらないように見せるのか?≫
 日本人は昔からお金よりも名誉を重んじていましたが、人の目も気にします。「みっともないことをしてはいけない」と自己規制しているのです。
 ところが今年、優秀な人材を確保するために大卒の初任給が40万円をお超える企業が出てきました。日本人も「やりがい」ではなく「お金のため」と割り切るようになったのでしょうか?

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