2025年2月2日日曜日

花だより 群れで子どもは育つ セツブンソウ

 

 優秀な子どもを育てる
 「長嶋はすごかった!今の選手は…。」という人がいるが、現在のプロ野球選手の方がずっとレベルは上だと思う。野球だけではない、スポーツ、音楽、芸術分野などあらゆる分野でレベルアップしている。
 野原や空き地で野球やサッカーをする子はいなくなった。今は、設備の整った施設で指導者がついて練習する。自分のやりたい〇〇スクールを選ぶことができるし、効率よく学べる学習塾もある。
 エネルギーが高く、第一線で活躍する子どもを育て上げるには
① 貧困と理不尽(不条理)体験があること(親は与え過ぎない)
② 緩やかな生活空間・ゆっくり流れる時間の中で過ごすこと(YouTubeやタブレット、スマホから離れ、じっくりと何かに取り組ませること)
③ 群れ(集団)の中で多様性を身につけることが大切(幼児期から学童期にかけて、自由度の高い環境で群れ(集団)体験をさせること)
④ 現代の方が有利な条件(一人の子どもに時間と世話が充分にかけられ、安全な場所が保障されている。)
 今は、荒ぶる野生児のような元気な子どもが育つ環境ではないし、それを目指す必要はない。それよりも、現在は母親との密着状態が大人になっても続く状況であり、安定感のある子どもが育ちやすい。飽和した社会には、多様なシステムが存在するので、それらを親は賢く利用することができる。子どもは用意されたシステムを自分なりに選び、群れ(集団)体験や自由な遊びができる環境を得て、主体的に目標を目指すような子になれば、エネルギーの高い子に育つ。少なくとも、与えられた枠組みの中で元気に頑張る芯の強い子は育つ。今は、そういう時代なのです。
 ところが地方では、人口減、少子化で学年1学級、それも1学級20人足らずの学校が多くなった。少人数の方が先生の目が届いて学習効率が上がると思うかもしれないが、それほどではない。群れ(集団)の中で育つ力は、それなりの人数が必要だということかもしれない。

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