2025年2月26日水曜日

花だより 小1プロブレムと自由保育  蕗の薹

 

  なぜ、幼小連携が進まないのか?
  小1プロブレム~入学したものの小学校の生活にうまく適応できず、授業中に立ち歩いたり、飛び出したり、騒いだり、暴力をふるう攻撃的な行動が頻繁するようになり、社会問題になりました。「小1プロブレム」という言葉が使われた2000年前後は、幼児教育の世界で自由保育が一種の流行になっていた時期と重なります。ところが「自由」という概念ほど、正確な理解や適切な行為が極めて困難な概念だと言われています。
 自由保育もその拡がりの中で、しばしば大きく誤解されて、時には全く正反対なものとして実践されて、放任と迎合が幅を利かせてしまい小1プロブレムを生んでしまったのです。しかし、時間の経過とともに本来の自由保育は、その質、量とも着実に根を下ろしてきました。子どもの自発性を尊重して、子どもが主体的に自由に遊ぶ、保育者は子どもが自由に遊ぶための環境を整えたり、遊びを提案するようになってきました。しかし、自由保育には常にデメリットの心配があります。まだ、一斉保育にこだわっていたり、課題を抱えたまま自由保育をしている幼児施設があります。
 小学校の先生も自由保育ことをまだ理解していません。「手はお膝」、「口にチャック」を指導するのが1年生担任の仕事と思っています。幼小連携が依然として進まないのは、ここに原因があります。


0 件のコメント:

コメントを投稿